「なつぞら」の収録も終わり、ロケに使われていた場所やセットが公開されています。それが期間限定であり、冬には公開が終わってしまうと知り、慌てて観に行ってきました。
訪れたのは、天陽君のアトリエと家がある真鍋庭園、柴田家の玄関と牛小屋、しばた牧場への入り口になっている門、そして天陽君のモデルとなった神田日勝さんの美術館です。
目次
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「なつぞら」ファン必見!天陽君のアトリエではあの絵が見られます!
帯広の真鍋庭園に到着したのは11時ころ。すでに駐車場はいっぱいで空き待ちの列ができていました。
うわあ、こりゃ時間かかるかな。
と思ったのも一瞬のこと。みなさん短時間で出てこられるので結構すぐに駐車場に入れました。
あきらめないで待つこと。←これ大事
真鍋庭園は無料の場所と有料で回る場所があるんですが、
天陽君のアトリエと家があるのは無料の場所です。
どうもみなさん無料のコーナーだけをサラッと見て帰られるようで、それで駐車場の回転も良かったようです。(すみません、私もでした)
入場して真っすぐ進むとすぐにアトリエが見えてきます。
中には入れませんが、入口と窓からのぞくことができます。
窓から中をのぞいた瞬間に見えたのが↑の写真です!
こちらを向く天陽君の絵がまず目に入りドキッとしました。隣に居た女性(推定20代)は泣いてましたよ~。気持ちはわかる。
絵の前にはなつが座って亡き天陽君と対話した椅子も置いてありました。
アトリエの前には天陽君のための献花台もありましたよ。
さらに奥に進むとおしゃれなカフェテラスの一角に山田家の家が。
山田家、時代に合わせて進化してたんですね。気がつかなかった。
こちらの公開は12月1日までです。
柴田家のあるロケ地、新得町はソバの町!
さて、天陽君に別れを告げて次は柴田家のロケ地へ。
柴田家の玄関や牛舎、牧場への入り口があるのは帯広から車で40分ほど行ったところにある新得町です。
ちょっとここで寄り道。
新得町は蕎麦で有名な町です。ちょうどこの日は新蕎麦が出たばかりでした。
画像は一昨年の物ですが、ニシン蕎麦と蕎麦ソフトクリームです。
北海道に来てニシン蕎麦が大好きになりました。北海道といったらニシンですよね、やっぱり。
蕎麦ソフトクリームもほんのり蕎麦の香りがして美味しいんですよ!星形のはそば粉のクッキーです。
新得町に行かれたら、このふたつはぜひ食べてほしいです!
・新得そばの館レストラン玄譲 4~10月 11:00~19:00 11~3月 11:00~17:00
さて、柴田家へ行きましょう。
お蕎麦屋さんから車で1~2分のところに玄関と牛舎が、さらに車で4~5分行ったところに牧場への門があります。
同じ新得町内ですが、2か所に分かれていますので注意してくださいね。
新得町にある北広牧場さんです。
柴田家の玄関、この左側写真に写ってなくてすみませんが、お風呂場もあります。
そして牛舎が広くてびっくりしました。なつがおじいさんに教わって乳しぼりをしたシーンなどが良くテレビで出てきてますよね。今日の放送ではみんなで力を合わせて搾乳していた場所です。
こんなに広い場所だったんだぁ。
ほのかに牛の香り?あー、家畜小屋系の香りが残っていました。
こちらは普通に牧場もされていらっしゃる場所なので、立ち入りOKの場所以外は絶対に入らないようにしてください。
靴についた病原菌などが持ち込まれるのを防ぐためです。
これは牧場に限らず、畑でも同じです。勝手に畑に立ち入って写真を撮ったりするのはNGです。特にジャガイモ畑。ジャガイモは病気に弱いそうです。
こちらの公開は10月31日までです。時間は10時~16時。
そしてこちらが何度も出てくる「しばた牧場」の入り口。
周りに何っにもないがらーんとした野原の中にありました。
駐車場から少し歩きます。2~3分くらいかな。
前々日に雨が降ったせいか、途中ぬかるんでいる場所もありました。(靴に注意)
もうちょっと天気が良いと良かったんですが、ここが一番北海道らしい風景だった気がします。
こちらの公開は11月30日までになっています。
どちらの場所もそこそこ混んでいて、駐車場に入るのに少し待ちました。
でもちょっと待てばちゃんと入れますので、路上駐車はダメですよ。絶対。
天陽君のモデル神田日勝さんの美術館はお隣の鹿追町に
天陽君のモデルとなった十勝の画家・神田日勝さんの美術館はお隣の鹿追町にあります。新得町から車で20分弱くらい。
「なつぞら」の天陽君のモデルは神田日勝さんだと放送が始まってすぐのころに聞き、日勝さんが若くして亡くなったことを知っていたので先が分かってしまってショックでした。
神田日勝さんは東京生まれ。戦時疎開で鹿追町に移住します。農業を続けながら画家としての道を歩まれました。
有名なのは絶筆となった描きかけの馬の上半身の絵で、この美術館のロゴマークにもなっています。
この左側にある絵がそうです。これはレプリカなんでしょうね。
美術館では近くに寄って見ることができました。作者のエネルギーや想いが感じられてすごい迫力でした。
「絵を描くことは排泄行為」というセリフは「なつぞら」で天陽君も言ってましたが、神田日勝さんがかつて言っていた言葉だそうです。
・神田日勝記念美術館 鹿追町東町3丁目2 午前10時から午後5時まで
休館日 / 月曜、年末年始、祝日の翌日
元々は「新蕎麦を食べに行きながら「なつぞら」のロケ地を見て来よう♪」と軽い気持ちで出かけたんですが、一番最初に天陽君の絵を観てしまってから何だか天陽君に魅入られてしまったようです。最後は神田日勝さんの絵と生き方をじっくりと感じながら、天陽君をしのぶ旅になりました。
まだ余韻が残ってます。
長々とお付き合いをありがとうございました!
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