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猫神様が大ピンチ!宮城県丸森町の被災で

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台風19号で町全体が大きな被害を受けた宮城県丸森町

実は町中に猫の供養碑があり、その数は日本一という猫神様の町なんです。

その猫神様が台風による土石流に飲み込まれたり、地面とともに崩落したとみられています。

町全体が被災しているために、まだ確認さえできない状態です。

 

目次

 

宮城県丸森町って?

丸森町宮城県の一番南、福島県との県境にある町です。

仙台から電車で約1時間。阿武隈川が流れる自然豊かな土地です。

江戸時代の豪商、齋藤理助氏の齋理屋敷が有名で、齋理屋敷で行われるひな祭りは観光客でにぎわいます。

 

なぜ猫神様が多いの?

丸森町は江戸時代から昭和まで養蚕業で栄えていました。蚕の幼虫を食べにくるネズミは、養蚕業の天敵。そのネズミを駆除してくれる猫はとても大切にされ、猫神様としてまつられるようになったそうです。

町には猫神様と呼ばれる石碑や猫の姿の石像81基が点在しています。

今では、猫好きの方たちが観光に訪れ、石碑巡りをされるようになりました。

 

猫神様も被災

 

町の大切な歴史を語ってくれ、観光資源にもなりつつあった猫神様も、今回の台風19号で大変な被害に遭ってしまいました。

土砂に埋もれたり、行方が分からなくなったり。

町全体が壊滅状態なので、まだ確認さえできていないようです。

土砂に埋もれたことが分かっている石碑のひとつは1810年に作られた東北最古のものとのこと。無事に見つかることを祈ります。

 

猫神様が通る

猫神様が通る」は丸森町栄泉堂が作っている猫の足跡がついた生どら焼き。

猫好きにはたまらないキュートなどら焼きに胸を撃ち抜かれます。

ふるさと納税の返礼品にもなっています。

www.satofull.jp

探したのですが、楽天でもアマゾンでも取り扱っていないようでしたので返礼品のページへリンクを貼らせていただきました。

もしふるさと納税をお考えの方がおられましたら、丸森町への寄付をご一考ください。

※栄泉堂さんも浸水被害があったようなのですが、2019/10/31より出荷を再開されたそうです。(2019/11/3追記)

www.kahoku.co.jp

 

 まとめ

宮城県丸森町福島県との県境、阿武隈川の流れる自然豊かな町です。

かつては養蚕業で栄えていたため、ネズミを捕ってくれる猫は神様として大切にされてきました。町中に猫神様の石碑や石像があり、その数は日本一。日本中の石碑の半分近くを占めるといわれ、猫好きの方の観光名所にもなっていました。

その猫神様が台風19号の被害で土砂に埋もれたり或いは地面と一緒に崩落したりして行方が分からなくなっています。まだ被害の全容も分かっていません。

一日も早い丸森町の復興を祈ります。