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ヒグマの恐ろしさを教えてくれる「ゴールデンカムイ」

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今週のお題「好きな漫画」

 

今週のお題というのに挑戦してみることにしました。

「好きな漫画」なんて私のためにあるようなタイトルじゃ?

と思ったものの、子供のころからマンガも本も大好きで本屋さんより本があるといわれてきた我が家……とてもじゃないけど今まで読んだ中から好きな本を1冊なんて選べません。

それなら今現在はまっている本の中から1冊選ぶことにしました。

とすれば、ここは北海道ブログ。

ゴールデンカムイ」で決まりでしょう。

 

 

ゴールデンカムイ」は明治時代の北海道を舞台に失われたアイヌの金塊を探す漫画です。そこに軍の関係者や網走監獄から脱獄した超個性的な囚人たち、土方歳三なんかも絡んできて、まあ面白いったらありません。

元々アイヌ文化に興味のあった私は、北海道に来てからあちこちの博物館や資料館を訪れ、アイヌの人たちの持ち物や家、文化について学んできました。

でも実際に(ていうかマンガでですけど)アシリパちゃんが、弓や小刀、鮭皮の靴や服などを使って見せてくれるととても分かりやすいですね。

 

しかし、何よりも分かりやすかったのがヒグマの怖さです!

よくこちらの観光ガイドさんが、ヒグマについて紹介するときに

マツコ・デラックスがウサインボルトの速さで追いかけてくる」

と言うそうですが、それだけではありません。

追いつかれて、ひと殴りされると顔がなくなります。

ゴールデンカムイ」ではヒグマと人間との死闘がとてもリアルに描かれています。

そのたびに

 

うああっっっ!

ひ、ヒグマってあんなに恐ろしいんだっっ

 

と、実際に体験することなく身にしみて感じられて本当に良かったと思っています。

 

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先日、札幌の住宅街を何日も徘徊していたヒグマが駆除されたニュースがありました。

札幌市には「かわいそう」と苦情を言う電話やメールが何百件も寄せられたとのことでしたが、ほとんどは道外からのものだったようです。

やっぱり北海道の人はヒグマの恐ろしさを良く知ってるんですね。

 

観光客がヒグマを見たいがために餌をわざとまいたりする話もよく聞きます。

絶対にやってはいけないことです。人間のためにもヒグマのためにも。

知床では人間の食べ物の味を覚えたヒグマが山から下りてくるようになり、駆除されたり事故で死んでしまうこともあると聞きました。

道外の皆さん、ヒグマの恐ろしさと、ヒグマの生態を守ることの大切さを知るためにもぜひ「ゴールデンカムイ」を読んでみてください。

なによりも面白いです。とっても!