私が北海道に来て「雪まつり」と同じくらい気に入った冬のイベントがこの支笏湖の「氷濤まつり」(ひょうとうまつり)です。
支笏湖の水を少しずつ吹き付けて凍らせて作った氷のオブジェが美しくて大迫力。
昼は支笏湖ブルーに輝く氷濤を、夜は美しくライトアップされた氷濤を見ることができます。
目次
支笏湖とは
支笏湖は千歳市にあるカルデラ湖。火山の熱で冬でも凍りません。日本最北の凍らない湖となっています。
観光の名所で、冬以外には遊覧船やボートで湖を楽しむことができます。
非常に透明度が高いため、湖の中を覗くのも楽しいです。
札幌からは車で1時間ちょっと。冬場はもう少しかかるかもしれません。
新千歳空港からは40分くらいかかります。
電車は近くを通っていないのでJRの千歳駅からバスで40分ほどになります。
氷濤まつりって?
支笏湖の水を骨組みに吹き付けては凍らせてを繰り返して、何か月もかけて作ったオブジェが楽しめるお祭りです。その大きさは何メートルにもなり、大迫力です。
氷の滑り台があり、子どもたちに大人気です。
中には回廊のようになっていて人が歩けるものも。
昼間は支笏湖ブルーと呼ばれる自然な氷の色を楽しむことができます。
これは、その年の気温や天候で色合いが微妙に変わります。
この写真↓が分かりやすいかもしれません。支笏湖ブルーです。
これはどちらも2016年のものですが、この年はとても支笏湖ブルーがきれいだったと思います。
また、何の木だったかは忘れてしまったのですが、木をそのまま凍らせて洞窟のようにしたオブジェもあります。
お祭りの会場の中で結婚式が行われる日もあり、たまたま行き合わせたことがあります。
新郎新婦……幸せそうでしたが、寒そうでした(笑)。でもご本人にも出席者にも忘れられない式になりますよね。
また、夜にはライトアップされ、まるで別世界のような美しさです。夜バージョンの写真がなかったため素材屋さんの写真ですが、参考までにご紹介。
色とりどりの美しさにため息が出ますねぇ。
雪で一面真っ白だからこその美しさかもしれませんね。
気をつけるべきこと
私はいつも休日の日中に観に行っています。渋滞にあったことはありませんが、曜日や時間帯によっては渋滞があるようです。期間の初めや最終日などは気をつけた方が良いかもしれません。
また、凍らない湖とはいっても、支笏湖から吹く風は非常に冷たいです。ダウンなどをしっかり着込んで、てぶくろマフラーはもちろん、できたら耳が隠れる帽子もあった方が良いかもしれません。昼間でもかなり冷え込みます。
参考までに……札幌の近郊ではありますが、千歳市は冬場はマイナス20度になります。
氷濤まつりの日程と場所は
2020年の氷濤まつりは、
開催日 2020年1月24日(金)~2月16日(日)
駐車場は有料ですがあります。
千歳・支笏湖 氷濤まつり | ちとせの観光 - 北海道千歳市公式ホームページ
雪まつりと重なる時期なので両方見るにはちょうど良いですね。
こちらもほぼ同じ時期に開催しています。
北海道に来るのがクリスマス前だという方の場合は、こちらもおすすめです。
まとめ
冬の北海道のおすすめ観光のひとつ、支笏湖の氷濤まつりは1月末から2月中旬にかけて行われます。ちょうど雪まつりの期間中でもあり新千歳空港からも近いので、ちょっと足を延ばしてみるのも良いのではないでしょうか。
支笏湖ブルーの氷濤やライトアップされた美しい氷濤を見ることができますよ。