※雪の季節の歩道はこんな感じ↑
(2023/10/25更新)
スキー・スノーボードや雪まつりなどなどで、冬の札幌・北海道を訪れる予定の方がいらっしゃる季節になりましたね。
とりあえず、ダウンを着てマフラーまいて手袋すればOKだよね?
と、考えておられるアナタ。足元を忘れていませんか?
関東の街中で冬に履くようなブーツでは北海道の冬道を歩くのは厳しいですよ。
じゃあ、どんなものを履いたら良いんだろう?とお悩みの方に向けて札幌の冬道についてとふさわしい靴&滑り止めについてご紹介したいと思います。
・札幌に行く予定なんだけど靴はどうすれば良いの?
・わざわざ旅行のためだけにブーツを買いたくない
・雪道を歩きなれてないから、足元が心配
という方、ぜひご覧ください。
目次
札幌の雪道は住んでる人間でも転ぶ、骨折する
いきなりな見出しで失礼しました。
でも、これは本当のことです。毎年冬になると何回かニュースで取り上げられています。
この冬、骨折した人が今のところ何人になっているかとか、明日も滑りやすいので注意するように、とか。
北海道の天気予報では「ツルツル予報」が出るくらいです。
実際、うちの主人も札幌に住み始めて2年目の冬に雪道で滑って転び腰の骨を骨折しています。
一応主人の名誉のために言っておきますが、運動神経はかなり良い方ですし、今でも毎日のトレーニングを欠かさない人間です。
それでも骨折してしまうんですね。
私も最初は、骨折するのはお年寄りや子どもが中心なのかと思っていたのですが、全然そんなことはありませんでした。
なぜかというと、札幌の雪道はどんなに気をつけて歩いても転びやすい状態の時があるからです。
注意1.北海道では運動神経や若さに関係なく雪道で骨折することがある
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どんな状態の雪道なのか
私も主人も東北の出身ですからある程度は雪道に慣れています。
それでも主人は骨折したし、私も何度も危ない目に遭いました。
それは道が、でこぼこの状態で凍り付いてツルツルになっているから。
私は仙台出身です。
仙台では降雪量は少ないですが、日陰の道路や駐車場などがスケートリンクのように、ツルツルに凍り付くことがあります。
そういう場所では、重心を足の裏全体に平均にかけながらペンギンのように歩かなくてはなりません。
東京などでたまに雪が降ると、この歩き方ができずに転んでしまう人が多いような気がします。
でも、このペンギン歩きができても、札幌の雪道では通用しない時があるのです。
札幌は降雪量が多いです。
冬場は常に歩道に雪が積もっています。
踏み固められて、その上から何重にも雪が重なってカチコチです。
それが平らならまだ良いのですが、寒さが一旦緩んだ時に歩いた人の足跡が無数につき、そのでこぼこの形のままツルツルに凍ってしまうのです。
いくら気をつけて足裏に平均に体重をかけて歩こうとしても、その足の下が不規則にデコボコしていたり斜めになっていたりするので、どうしても滑ってしまうのです。
一面真っ白なため、デコボコの具合はわかりにくいんですよ。
これは道路も同じで、車のわだちが不規則に重なった形のまま凍り付いてしまうことがあります。
そうするとハンドルはもう利きません。轍に取られたらスタッドレスでも横滑りです。
これが一番最悪の時のツルツル状態です。
注意2.札幌の道路・歩道はデコボコのままツルツルに凍っている
雪まつりの頃がこんな風になることが多いです。
じゃあ、どうやって歩いたら良いの!?
と思ってしまいますよね。
冬の北海道を歩く必需品をご紹介します。
みんなどんなブーツを履いてるの?
もちろん、滑り止めがしっかりついたブーツです。
この画像は出そうかすごく迷ったんですが…新品じゃなくてごめんなさい。
私の愛用ブーツの裏側です。
えーと、キレイじゃないのでササっと早送りしてもらっても構いませんので。
まず一種類目。これは冬の早い時期に履くブーツの裏側です。
しっかりデコボコの滑り止めがついています。
でも先ほどお話ししたような最悪の状況の時にはこれでもかなり滑ります。私は何度も転びそうになりました。
さらにしっかりした滑り止めのついたブーツはこちらです。
かなりすり減ってますが……このオレンジ色の滑り止めがついた物、これは最強です。
もし、これから札幌で初めての冬を迎える方がいらしたら、このオレンジ色の滑り止めがついた物をお勧めします。
そして前回購入したのが、オレンジのすべり止め+ピンスパイクのついたこちら
(オレンジというか、この場合は赤ですね)
ノースデイトのブーツです。
これは、ほとんど滑らなくて非常に良かったです!
ピンが付いているので室内ではどうかなと思いましたが、床でも滑らず絨毯にも引っかかることはありませんでした。
ブーツについての記事もあるので参考にしてください。
2023年冬に買ったブーツは
お気に入りだったノースデイトのブーツも、2~3シーズン履いたら底が擦り減ってしまい、買い換えました。
ノースデイトのブーを探したのですが、サイズなどちょうど良い物が見つからず、今回はライフガードのブーツにしてみました!
こちらも、なかなか滑り止めが強力そうです!
まだ雪道では履いていないので、実際に履いてみてから、またレビューを付け足したいと思います。
今のところ、履き心地などはとても良い感じです。
詳しくは ↓ からどうぞ。
旅行のためだけにブーツを買いたくない場合は
そして、旅行で来られる方。
普段暖かい地方にお住まいの方なら、数日間のためにわざわざブーツを買うのはもったいないですよね。
そういう方は、普段履いている靴の上にかぶせて使う滑り止めが売っています。
普通の靴屋さんやスーパーの靴売り場でも置いています。
アイゼン 滑り止め 靴 雪 氷 靴底取り付け型スパイク アイゼン 滑り止め 転倒防止 簡単装着 便利 雪道や凍結道路 通勤 通学 (ブラック)
こんな感じの物です。外国からの観光客はこれをつけている人が多いです。
一度、前を歩いていた中国か台湾からいらしたと思われる女性がつけていた滑り止めが歩いている途中で外れてしまい、女性はそのまま気づかずに歩いて行ってしまったことがありました。
慌てて追いかけて手渡しましたが……意外と外れやすいものなのかもしれません。
付け方が良くなかったのかな?
こちらの製品は外れにくいと評価が高いようですよ。
靴以外の服装についての記事はこちらをどうぞ
また、観光で移動される方、冬の北海道を移動するなら気をつけないと命に関わるケースもありますよ。
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まとめ
雪まつりのころの札幌の雪道は慣れている人でも滑って転びやすいです。毎年骨折する人が後を絶ちません。
歩き方も重要ですが、しっかりと滑り止めのついたブーツを履きましょう。
わざわざ買うのはちょっとためらわれるという方には靴の上からつけられる滑り止めも売っていますよ。
ケガなく楽しい北海道旅行を!