真っ暗な小路に幻想的に浮かび上がるはかない光の数々。
澄んだ冷たい空気と揺れる炎。
どこか異空間に迷い込んだような心地さえするイベント「小樽雪あかりの路」をご存知ですか?
今年も小樽雪あかりの路が開催されました!
雪まつりの後は小樽にも足を延ばしてみませんか?
(2020/2/10 リライト)
目次
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小樽雪あかりの路とは
毎年2月に小樽市内で開催されるイベントです。2020年で第22回目を迎えます。
小樽市内数か所にある会場で、氷や雪で作られた10㎝ほどのキャンドルスタンドにろうそくの明かりがともされます。その数は期間中のべ12万本。
厳寒の中でほのかに揺らめくろうそくの明かりの美しさには感動です!
参加型のイベントであり、運営は全てボランティアによるものです。ボランティアは地元の方々だけでなく海外からのメンバーも多いとのこと。
平成30年度の国土交通省主催「手作り郷土賞」では大賞部門でグランプリも受賞しています。
期間は?
2020年2月9日(日)~16日(日) 17:00~21:00
ちょうど札幌雪まつりと同じころです。
2020年の札幌雪まつり大通会場は2/4~2/11ですから、雪まつりとセットで観光するのにちょうど良いかと思います。
会場はどこ?
会場は小樽市内に数か所あります。
準メイン会場は天狗山会場・小樽芸術村会場。
その他にも市内あちこちにあかりの路会場として約40か所の会場があります。
全部見て回るのは一晩だけだと厳しいかなと思います。運河会場と手宮線会場は近いので歩いて行き来できるし、ここをセットで見学するのが便利かな。
そして朝里川温泉に泊まれれば、メイン会場制覇で文句なしなんですけどね。
手宮線会場の様子
我が家では車を運河会場近くの有料駐車場に入れて、手宮線会場とセットで歩いています。運河会場から手宮線会場までは歩いても5分程度でしょうか。
細い通路いっぱいにさまざまなデザインのキャンドルが作られています。
ただただ氷の美しさを追求した物、落ち葉の色どりを生かした物、かわいらしい人形?つきの物などなど。
真冬の厳寒の時期ですが、人込みはすごいです。
でも不思議と静かなんですよ。
いや、寒くてみんなしゃべれないってのもあるのかもしれませんけど、それだけじゃなくて、みんな息をするのも忘れて見惚れてるんだと思います。
それか、大きな声を出したらはかない炎が消えてしまいそうな気がするからかも。
どうですか?息をひそめたくなる雰囲気が伝わるでしょうか?
寒い時期ですが、途中で甘酒や焼き餅などを配っているところがあるので、焚火にあたらせてもらいつつ美味しくいただけます♪
温かいおもてなしに寒さを忘れる瞬間です。
どんな服装が良い?
とにかく温かくすることが重要です。
一番寒い時期の北海道で、しかも夜ですから。マイナス5度~マイナス10度の間くらいの気温の可能性もあります。
ダウンなどの暖かいコート
滑り止め付きブーツ
マフラー・手袋・帽子
カイロ
これは必要です。帽子がなければせめて耳当て。
ここの会場は、札幌雪まつりの会場と違って、寒いから地下へ入るっていうことができません。最大限温かい準備をしていきましょう。
途中で焚火があったり、温かい飲み物をいただけたりしますし、休憩できる建物に入ることもできます。
それでもやっぱり寒いんですよね。
でも、それだけの価値はありますよ!
その証拠に、我が家の場合、初めてこのイベントを見てからは、病みつきになり毎年観に出かけてますから。
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会場へのアクセスは?
札幌から小樽まではJRで30分くらい。高速バスだと1時間くらいです。札幌からの高速バスも小樽駅前に着きます。
メイン会場の手宮線会場までは小樽駅から徒歩5分ほど。そこから運河会場まではさらに5分ほどです。
朝里川温泉会場・天狗山会場へは小樽駅前からバスでの移動になります。
詳しくは公式ホームページでご確認くださいね。
まとめ
「小樽雪あかりの路」は息をするのも忘れるほどの幻想的な美しさです。
毎年2月、札幌雪まつりと同じころに開催されていますので、雪まつりとセットでご覧いただけますよ。
ぜひ、はかない美しさと小樽の方たちの温かいおもてなしを体験してみてください。
冬の北海道を観光するならこちらもお勧めです。