熱燗の美味しい季節になってきましたね。冷と熱燗、どっちがお好きですか?
我が家では主人は冷酒、私は数滴酒です。アルコールにめっぽう弱いので。数滴。
でも、その数滴でも香りや味は十分楽しむことができてます。
北海道には美味しいお酒がたくさんあります。その中でも……大都市札幌の街の真ん中で作られているお酒「千歳鶴」をご存知でしょうか。
本当に都会の真ん中で作られているお酒なんですよ。
千歳鶴酒ミュージアムに行けば、日本酒について学ぶことができて、その上、店内にあるほとんどの種類のお酒を試飲することができます。
場所は地下鉄東西線「バスセンター前」から徒歩5分。大通からでも徒歩圏内です。
本日は千歳鶴酒ミュージアムについてご紹介します。
目次
千歳鶴とは
明治5年に「柴田酒造店」として始まった千歳鶴は、昭和3年に「日本清酒株式会社」になり、統一銘柄の「千歳鶴」ができました。
さっぱりとしていながら、やわらかなコクと旨みがあり飲みやすいと評判の千歳鶴。
全国新酒鑑評会では、14年連続して金賞を受賞しています。
こだわりの水
郊外型の工場の方がコストは安く済むにもかかわらず、街の真ん中で酒造りをしているのは、札幌の美味しい地下水を使うため。
札幌の地下水とは、南部の山々から流れてくる豊平川の伏流水のことです。川の水がゆっくり地下に染み込む過程でろ過されて、地中のミネラル分を吸収しているので美味しいのだとか。
千歳鶴酒ミュージアムでも、館内に入ると一番最初に地下150mからくみ上げた水が目につくようになっています。
このお水は試飲できるんですよ。さわやかで美味しかったです!
千歳鶴酒ミュージアムの展示コーナー
千歳鶴酒ミュージアムは外観も和モダンでかっこいいですが、中もステキです。
展示コーナーでは酒作りの歴史を学ぶことができます。
右の写真の下の方にあるのは実際に使われていた木製の仕込み桶。
上の方にあるのは、小さい人形たちが酒作りの過程を教えてくれています。
試飲カウンターにカフェも
大人気の試飲カウンターでは、館内ほとんどの銘柄を試飲することができます。清酒だけではなく、リキュールや甘酒なども。
ここでしか飲めないというお酒もあるし、気に入ったお酒をその場で樽から瓶に詰めてもらうこともできます。
買って帰るには勇気のいる純米大吟醸など、試飲できるのがうれしいところです。
試飲できると言えば、こちらもお勧めのおたるワイン。ここでも無料の試飲がありますよ。
私的に一番うれしいのはミュージアム内にカフェがあるところです。
こちらのカフェでは普通にケーキなんかもありますが、やはりうれしいのは酒粕ソフトクリームがあるところでしょうか。
美味しかったですよ、酒粕ソフト。ミルクっぽさは少なめですが、酒粕の味がしっかりします。ちょっと不思議な感じ。
オシャレな店内でしょ。夕方だったので空いていました。
ソフトクリームが好きなのでついつい食べずにはいられないんですよね。
千歳鶴酒ミュージアムの情報
札幌市中央区南3条東5丁目1番地
営業時間 10:00 ~ 18:00
定休日・年末年始
入場無料
アクセス
地下鉄東西線「バスセンター前」駅9番出口より徒歩5分
※JR「札幌」駅からは、地下鉄南北線「大通」駅で東西線に乗り換えが必要
駐車場有 30分無料・1000円以上の買い物で1時間無料
詳しくは公式ホームページへ
まとめ
都会の真ん中で作られる金賞受賞のお酒「千歳鶴」。札幌の美味しい地下水にこだわって造られています。
確かに札幌に来て水道水がとても美味しいのにびっくりしました。
豊平川沿いにはビールの工場なんかも多いのが美味しい水がある証拠と聞いて納得です。
大通りからもそう離れていないので、観光コースに組み込むのも良いと思いますよ。
来る時は車じゃなくてぜひ地下鉄などの公共交通機関をお勧めします。でないと試飲カウンターを前に悲しい思いをすることになってしまいますよ。
※詳しい情報を乗せるのを忘れて先日いったん2時間ほどUPしてしまいました。
一度下げて追記させていただきました。前回ブックマーク等してくださった方にはすみませんでした。