主人が柿をいただいてきました。
甘い柿だということなのですが、微妙に渋みがある、そのまま食べるにはちょっと……とのことなので、干してみることにしました。
いかにも庭から採ったという風なワイルドなお顔。
そもそも北海道には柿の木はありません。
(※伊達市には本州から取り寄せて植えてある柿の木があるようです)
これは、くださった方がお好きで、わざわざ取り寄せて植えたもののようです。
私が今まで当たり前のように見てきた、東北の田舎の柿の実がなっている秋の風景はこちらには無いんですよ。
こちらでは渋柿を見かけることもないので、この渋甘柿で挑戦してみたいと思います。
こんな毎日雪ばかりで気温も下手するとマイナス10度以下になるような土地でも干し柿ってできるんでしょうか?
ドキドキの挑戦です!
目次
スポンサードリンク
野菜干し用のネットを購入
まずはネットで野菜干し用のネットを購入してみることに。(そこから)
干柿が失敗しても、野菜を干すのに使えます♪
干柿のレシピを参考にレッツトライ♪
晴れた日が数日必要!?
作り方をググり、一通り読んでみます。すると気になる一文が。
「数日晴れの予報が続く日に干す」
は?
数日晴れた日が続くとかないし!
一日か二日晴れれば良い方だし!
どうする!?
とりあえず、雪がやむまで待つこと数日間。
前日の吹雪がウソのように晴れたこの日、いよいよ干し柿作りにとりかかりました。
柿をむく・固めの柿推奨
まずは、柿を丁寧にむいていきます。
や、やばい。かなり実が柔らかめになってる。
ネットが届くまでに数日、天気が回復するのを待つ間に数日。
その日数が良くなかったのでしょうか。
かなり柿の実の熟成が進んでしまっています。
ちゃんと野菜室に入れておいたんだけどなあ。
レシピでは固めの柿推奨になってるんですが。
とにかく、丁寧にむいてみました。
つやつやと光っています。
やわらかそうなのは見なかったことにしてください。
お湯に浸けて殺菌
次に、5秒間ほど沸騰したお湯につけて殺菌します。
(ここの過程は写真撮れなかったのでさらりと飛ばしますね)
実は以前一度だけ干し柿に挑戦したことがあるんですが、その時は見事にカビさせてしまったんですよね。
宮城にいたころなので、たぶん気温が高めで風通しがイマイチだったのが良くなかったのかなあ。
とにかく、前科があるので殺菌にはちょっと気を遣いました。
野菜干しネットの準備(←危険なので注意が必要!)
そして、いよいよ野菜干しネットの準備にかかります。
バネでくるんと巻いて小さくしてあるので、これを開いて準備するようです。
よく車の窓に取りつける日よけがありますよね。丸めてコンパクトにしてあるやつ。
で、バネで開いたり閉じたりするやつです。
あれと同じ仕組みになってました。
何も考えずに野菜干しネットを開いたとたんに、腹部にぶわしっっとパンチを食らいました。
なかなかの強烈さです。
な、ナニコレ……。
痛いんですけど。
涙目になりそうでしたが、そんなことに負けてはいられません。
ネットの中に柿を並べてベランダへ。
ベランダに干した!
こんな感じです。
もっと建物よりの軒下っぽいところに下げたかったんですが、我が家のベランダにはちょうど良い場所がなくて。
雪が降ったらもろにかぶりそうですが、なるようになれです。
気温だけは低いので、そっちは大丈夫ですが、湿度はどうなのかなあ。
まとめ
柿の木の(ほとんど)ない北海道で、干し柿作りに挑戦してみました。
渋柿が手に入らないので、渋みのある甘柿でトライ。
◎渋柿⇒×甘柿
◎晴れた日⇒×雪降り
◎固めの柿⇒×柔らかい柿
なにやら失敗しそうな原因が多すぎるんですが……。
万が一成功したらご報告しますね。
そして、干し終わった後で野菜干しネットが入っていた袋を片づけようとしてこんな紙を見つけたのでした。
その後の経過報告はこちら