とても良い天気だった土曜日。
美唄市にある「安田侃彫刻美術館・アルテピアッツァ美唄」に行ってきました。
廃校になった古い建物と、校庭を利用している美術館は、とても不思議な空間でした。
目次
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アルテピアッツァ美唄とは
「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」が正式名称。
美唄市にある芸術文化交流施設です。
美唄市出身の彫刻家・安田侃さんの作品を、廃校になった美唄市立栄小学校を利用して展示しているんですが、この校舎が、また古くて趣があるんですよ!
ちょっとやそっとの古さじゃないですよね?
この校舎、1階は現役の幼稚園として活用されているようです!
2階と体育館が展示室。
そして写真でもお分かりの通り、校庭も展示場になっています。
校庭の様子は
駐車場に車を止めて、ちょっと歩くと看板が見えてきました。
この看板から、敷地に入ります。
木の間をぬけて行くと、急に視界が開け、校庭が見渡せます。
一面雪に覆われていますが、ここが校庭のハズです。
ところどころに安田侃さんの彫刻が展示されています。
ちょっと横からの写真になってしまいましたが、札幌市民のみなさま、右側の黒い彫刻に何となく見覚えはありませんか?
これを白にしたら……と想像してみてください。
ちょっと写真が悪すぎますかね。正面から撮ってくればよかった!
札幌駅JRタワーに、これとそっくりなモニュメントがありますよね。
白いやつが。
あれも安田侃さんの作品だったんです!
しょっちゅう見かけてたのに、知りませんでした。
そして
こちら。
ユーモラスな形が気に入って激写してきたんですが、東京都渋谷区のみなさま、何となく見たことがあるような気がする方は、おられませんか?
これとよく似たシルバーのモニュメントが渋谷区文化センター大和田にあるそうです。
安田侃さんの作品は、他にもイギリス・イタリア・スペイン・アメリカ・オーストラリア、東京国際フォーラムや香川県、北海道知事公館など、世界中に展示されています。
校舎2階の展示場
作品を眺めながら歩いて、校庭を横切り、外階段から校舎2階に上ります。
中に入ると見えるのが、ながーい廊下。
片側が窓、片側が教室になっています。
教室の中には、ゆったりと展示されている作品たちが。
ゆっくり見たり触ったりしながら楽しむことができました。
廊下にも作品がありますよ。
おお~!
校庭にあったヤツのミニ版でしょうか。なんか可愛い。
何なんでしょう?
センスのない私に名前をつけさせたら「豆恐竜」とかつけてしまいそう。
豆っぽいので。(安田侃さん、ごめんなさいっっ)
この歯が気になって近づいてみました。
上下に歯のようなデコボコがびっしりあるんですけど、分かりますか?
つるんとした丸い頭が可愛くて、離れがたく、しばらく眺めていました。
(私の爬虫類好きを刺激するものがあるのかも)
その後もノスタルジックな教室が続きます。
こんなに古い建物なのに、しっかりと二重窓なのはやっぱり北海道ですね。
階段の途中にも作品が。
こういう階段、なんだか懐かしい……。
いや、私の通っていた小学校と高校はすごい古い校舎だったんですよ!
この時代(っていつの時代の建物なんだろう)から学生だったわけではありませんので!
アルテピアッツァ美唄の情報
住所 北海道美唄市落合町栄町
電話 0126-63-3137
開館時間 水曜日~月曜日:午前9時~午後5時
休館日 毎週火曜日、祝日の翌日(日曜日は除く)、12月31日~1月3日
入場料 無料
駐車場 140台 無料
まとめ
ホームページで見ていたより、校庭の展示物が少なかったような?と思いましたが、雪に埋もれてたのかも!
また、こちらにはステキなカフェもあるようでしたが、どこにあるのか分からず、今回行きそびれてしまいました。次回挑戦予定!
彫刻はもちろん、古い校舎のムードがとても良かったですよ。
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