十勝の雄大な自然がドラマの背景になっていました。
中でも、主人公の幼馴染で、画家の山田天陽くんが大人気となりました。
その天陽くんのモデルとなった、神田日勝さんの展覧会が今日から東京で始まりました!
最後の作品となった、描きかけのままのあの馬の絵を観ることができますよ!
目次
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神田日勝さんとは
1937年東京生まれ。7歳の時に北海道、十勝にある鹿追町へ来ます。
農業をやりながらも、絵を描き続け、32歳の若さで亡くなるまで絵筆を持っていました。
今年は没後50年にあたるそうです。
ドラマで「絵を描くことは排泄行為」と天陽くんが言っていましたが、これは実際に神田日勝さんが言っていた言葉だそうです。
モノトーンの暗さが漂う作品や、カラフルな作品、馬への愛情が伝わってくるようなち密に描かれた作品など、その年代により、さまざまな画風の絵を描いています。
中でも印象的なのは、亡くなる直前まで描いていた馬の絵。
完成することなく、半分しか描かれていません。
ガラス越しなので、私の服が反射していてすみません!
この写真は、なつぞらのドラマに使われたレプリカですが、鹿追町へ行ったときに、神田日勝記念美術館で本物を観ることができました。
馬の毛並みが一本一本描かれていて、そのち密さに驚いたものです。
今回の展覧会では、この絵も観ることができるようです!
半身だけの馬の絵は、神田日勝記念美術館のロゴマークにもなっています。
北海道まで来なくても、この絵に会えるチャンス!
また、鹿追の美術館では、日勝さんのデッサン画やメモなどを展示してあり、とても興味深かったんですよ。
仕事用の計算?が書かれている紙の端っこにデッサンしてたり。
今で言えば、教科書の隅に落書きしてる感じ?(笑)
その紙があるかは分かりませんが、今回の展示では、日勝さんのデッサン帳や蔵書なども展示されるとのこと。
神田日勝という魅力的な人物に触れることができる機会だと思います!
昨年十勝を訪ねた時のブログ
神田日勝回顧展の会場・会期
東京会場
■会場
東京ステーションギャラリー
〒100-0005東京都千代田区丸の内1-9-1(JR東京駅丸の内北口改札前)
tel. 03-3212-2485
■会期
2020年6月2日[火]~6月28日[日]
■開館時間
10:00~18:00(金曜日10:00~20:00/入館は閉館30分前まで)
会期期間中は無休
■料金
一般 1,100円 高校・大学生900円
*中学生以下無料
神田日勝記念美術館
■会場
〒081-0292北海道河東郡鹿追町東町3-2
tel. 0156-66-1555
■会期
2020年7月11日[土]~9月6日[日]
■開館時間
10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日は月曜日(8月10日は開館)、8月11日(火)
北海道立近代美術館
■会場
〒060-0001札幌市中央区北1条西17丁目
tel. 011-644-6881
■会期
2020年9月19日[土]~11月8日[日]
■開館時間
9:30~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日は月曜日(9月21日、11月2日は開館)、9月23日(水)
※北海道での入館料も東京と同じなのかもしれません。ちょっと公式ページでの表記が分かりにくかったため、ここでは書きませんでした。
詳しくは、公式ページをご覧ください。
まとめ
32歳で亡くなった神田日勝さん。今年は没後50年。その回顧展が東京・十勝・札幌で開かれます。東京は今日からです。
無くなる直前まで描いていた馬の絵をはじめ、数々の印象的な作品を観ることができます!
なつぞらファンならずとも、一度は観る価値ありですよ!
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