「うちの子、いつまでたっても計算ができないんだけど、どう教えたらいいか分からない」
「どれだけ家で練習させても、漢字を覚えられないのよね」
と、家庭学習を見ていて、頭を抱えた経験はありませんか?
得意な科目もあれば、どうしても苦手な科目もありますよね。
それに、すぐに何でも覚えてしまう子もいれば、それがなかなか難しい子もいます。
でも、子ども相手の仕事をしていて、確信したことがあります。
苦手な科目でもなんでも、とにかく楽しく学習すれば、ある程度は記憶に残ってくれるということです。
これは大人も同じだと感じています。
今回は、楽しく学習する工夫についてのお話です。
目次
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【学習と学校の話】
このシリーズは、学習が困難な子どもたちに小学校や学習教室で勉強を教えていてうまく行った方法や、小学校での裏話などをお伝えしていく予定です。
子どもへの対応の仕方などは、子育て全般のお役にも立てるかもしれません。
初めに
小学校で6年間、放課後教室で4年間、小学生に学習指導をする仕事をしていました。
教える相手のほとんどは、学習に困難を抱えた子どもたちです。
何年生になっても、繰り上がりの計算が上手く出来なかったり、教科書をすらすらと読めなかったりする子たちです。その中には学習障害と診断されていた子もいました。
学校の一斉授業では、なかなかついていくことができないのですが、担任の先生がつきっきりでゆっくり教えることも難しく、そのままになっている子がたくさんいます。
そういう子たちに、私の出来る範囲で分かりやすく勉強を教える仕事を10年間やってきました。
そのとき学んだ経験を多くの方にシェア出来たらとずっと思っていました。
昨日のブログで、もうひとつ書きたかったことというのがこれです。
「うちの子、勉強がすごく苦手なんだけど、どう教えたら良いのか分からない」という子育て中のパパママの参考になればうれしいです。
時々、学校の裏話的なものも飛び出すかもしれません(笑)
勉強はとにかく楽しくを目指そう♪
ゲームを取り入れる
学習を効率よくしようと思ったら、
まずは「楽しく」が基本です。
放課後教室で学習指導をしていたときは、教え方は割と私の自由に任せてもらえたので、いろいろとゲームを考えました。
ひらがなを覚える学習なら、簡単なところではカルタとりとか、または、ひらがなを1文字ずつ書いたカードを組み合わせてなるべく長い単語を作った方の勝ち、とか。
足し算を覚えたいなら、すごろくが使えます。
サイコロを2個使うんです。
一度に2個ふって、合計の数だけコマを進めるルールにしてやれば、楽しく何度も計算を繰り返すことができますよ。
子どもたちは夢中になって、ゲームという名前の学習に取り組みます。
単語を作るゲームのやり方は、またゆっくりご紹介しますね。
とにかく理想は、
楽しく遊んでいたらいつの間にか覚えちゃってたよ
です。
私は、雰囲気が楽しくなくなってしまったら教えている側の負けだと思って、気合を入れて(笑)場を盛り上げました!
不思議と、どんなに覚えるのが苦手な子でも、楽しく盛り上がったときの学習内容は結構しっかりと覚えてるんですよ。
大人もそうじゃないですか?
教科書で何度も勉強した英単語より、留学生と楽しく盛り上がったときに使った単語の方が、1回だけでも記憶にしっかり残っていませんか?
まとめ
今回は第1回目でしたので、具体的な学習方法はサラッとだけのご紹介で、学習に取りかかる前の心がまえみたいなもののお話でした。
とにかく、楽しく。いやいや頑張っても、あまり身には付かないですもんね。
今後、具体的な学習方法(ゲーム方法ともいうかも?)などもご紹介していきたいと思います。
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