今週のお題「最近見た映画」に参加です。
このお題は、鬼滅の刃について書けと言ってますよね？
ちまたで、さんざん語りつくされているだろうから、私は避けようと思っていたんですが。
それに鬼滅の刃は切り口がありすぎて、何をどう書くか絞るのが難しいんですよ。
鬼滅だけで10本は記事を書いてしまいそうなくらいです。
今回は何とか絞って、「推し」について考えたことを書いてみたいと思います。
目次
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鬼滅にハマる
最初に鬼滅の刃を見たのは、自粛中のゴールデンウィーク頃だったでしょうか。
外出も控えて家におり、何か面白い映画でもないかなあと光テレビをつけてみると。。。
鬼滅の刃が無料見放題でアニメを全話放送しているではありませんか！
やたらネットで「面白い」と見かけて、ずっと気になっていたんですよね。
これは、見るしかない！
同じくアニメ好きの主人を誘って見始めたが最後、止まりません。
映像が綺麗！ストーリーの展開が早いし面白い！
登場人物がみんな魅力的！！！
ゴールデンウィークは鬼滅三昧。
3～4日でアニメを全話見てしまい、その後、ショックを受けました。。。
え！？この続きって映画の放映まで待ってないと見れないの！？(；ﾟДﾟ)
そりゃあ、ないだろう！！！
とても待てる気がせず、本屋でコミックを全巻大人買いしてきた次第です。
待ちに待った映画
そしてとうとう待ちに待った「無限列車編」が公開です！
激混みを避けようと、いつもガラガラの小樽の映画館まで行ってみました。
でも、さすがに鬼滅の刃旋風で満席満席！
前の晩のうちにチケットを予約しておいてよかった……！
偉いぞ、私！
コミックを読んでいたのでストーリーは分かっていたのですが、それでも涙が止まらず。
ボロボロ泣きながら
「マスクって涙を吸ってくれるから助かるなあ」
なんて思っていました。
やっぱ、煉獄さん最高だわ。。。(´；ω；`)ｳｩｩ
推しについて考える
映画館から帰ってきても、二日間ほどは現実世界に戻って来れず、鬼滅の世界に浸ってしまっていました。
で、ふと気がついたことが。
このアニメでは、推しを選ぶことができない！
いつもは、そんなことはないんですよ。
私の好みははっきりしていて、動よりは静のキャラ、陽よりは陰っぽいキャラです。
もしくは、石田彰さんがヴォイスを担当しているキャラ。（これはほぼ100％好きになります）
それで言うと冨岡義勇さんか、時透無一郎くん、伊黒小芭内さん、猗窩座あたりのはずなのですが。
今回ばかりは、全く選ぶことができません。
どうしても全員に心を動かされてしまうんです。
だって、みんな魅力的すぎるじゃないですか！
善逸は、確かにヘタレ度が高いけど、いざというときはしっかり仲間を（特に禰豆子ちゃんね）守るし
伊之助は、少しずつ心が成長していく様が、とても愛おしい。
煉獄さんは、あの生き様に心を打たれるし
みんなみんな、それぞれの過去を背負って一生懸命頑張っている。
とても誰か一人だけを好きなんて言えない！！！
そう！
ソコなんですよね。
それぞれの背負っている人生
この作品の登場人物は、鬼殺隊も鬼も、みんなそれぞれ辛い思いを体験してきています。
それが、とても丁寧につづられているんです。
家族を鬼に殺されたり
貧しい生活で暴力を受けながら育ったり
ホンの赤ちゃんのときに捨てられて、親の顔を知らずに山の中で育ったり
みんなそれぞれの過去の体験を乗り越えようとして頑張っています。
私もちょっぴり複雑な家庭で育ちましたし、東日本大震災の津波で兄妹のように育った従兄を失っています。
無惨は「私は自然災害のようなもの」だと言っていますが、それで言えば、私は鬼に家族を殺されたことになるのかもしれませんね。
こんな風に、ひとりひとりの過去に、自分の辛かった体験を重ねて共感してしまうから、どのキャラも身近で愛おしく感じてしまう。
みんな頑張れ！！！
って応援したくなってしまう。
頑張り続けているのが鬼殺隊で、頑張れずに間違った方向に進んでしまったのが鬼。
ホンの一瞬の選択を間違えていたら、自分も鬼だったかもしれないと思えば、鬼にだって共感してしまう部分はある。
だから、普通のアニメのようにワクワクした気持ちで
イチオシはこのキャラ♪
と、単純に選ぶことができないのだと思っています。
そして、それがまた鬼滅の刃という作品の大きな魅力なんですよね。
子どもばかりではなく、大人も惹き付けるこの作品が、大好きです。
今すごく気になっている商品。でもこれも選ぶことができず困っております
あとがき
みなさま、もう鬼滅の刃に関する記事は見飽きてしまっているだろうと書かないつもりでしたが、お題に誘われてちょっと呟いてみました。
なるべくネタバレしないように気をつけたため、もう少し深く書きたかったけど諦めた部分もあったりします。
正直、映画面白かった～♪というルンルン記事にしようか迷ったんですが、ちょっと真面目に語ってみたくなりました。
お付き合いありがとうございました！
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