この経験談も3話目に入ります。
前回は、
・大きな病院の皮膚科を受診し、ダーモスコープで診てもらった結果「たぶん大丈夫(良性)だと思うけど、悪い顔(悪性っぽい見かけ)をしている」と言われた。
・良性か悪性かを判断するには、手術で切り取って調べるしかないと言われる。
・手術するなら1週間の入院&車椅子になり、手術後、足裏に痛みや違和感といった後遺症が残るかもしれないと言われた。
・すぐには手術するか決められず、とりあえず経過観察することになった。
というお話でした。
本日は3話目、ホクロの状態に急展開があり、手術することに決めた話になります。
・足の裏のホクロが急に大きくなった
・ホクロの形が左右対称じゃない
・色がまだらだ
・診察を受けた方が良いのか迷っている
・足裏の手術ってどんな感じ?
・手術をするとどうなるの?
・後遺症が残るかもしれないと言われてしまった
という方へ。参考になれば。
目次
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前回までのお話しは、こちらをどうぞ。
経過観察1回目、担当医と会う
前回の初診から2か月ほど経ち、経過観察のために病院を訪れました。
私の主治医は、若い女性の方でした。
ほっそりした小柄な方で、クールな話し方がとてもカッコイイ。
改めてダーモスコープでホクロを診てもらいました。
とても親切な先生で、私が今までのことを説明するときに左足裏のホクロを引き合いに出して(今回の患部は、右足裏です)
「最初は、こっちのホクロと同じくらいの大きさだったんです」
と言うと、ついでにサッと左足のホクロもダーモスコープで診てくれました。
「こちらは、心配要りませんね」
うわあ。親切~!
と感激した私は、この際だからと、やはりここ数年で急に大きくなった耳のホクロも診てもらうことに(^^;)
こちらは、色も形もキレイだったので、それほど心配はしていなかったのですが、こんな機会は滅多にない!と。
「これも大丈夫です」
良かったぁ。ちょっとだけ気になってはいたので、気がかりがひとつ減りました。
しかし、問題の右足のホクロに関しては、状況は変わらないことを告げられました。
・見かけがアヤシイので大丈夫とは言い切れない
・今すぐ手術しても、経過観察しても良い
・手術後は1週間の入院と車椅子生活
・後遺症として、足裏の痛みや違和感が残る人もいる
そして、私はまたも決めることができずに、2回目の経過観察の予約をして帰ったのでした。。。
え?ホクロの状態が……!?
1回目の経過観察から1か月ほど過ぎたころだったでしょうか。
多分7月くらいだったと思うのですが、数日ぶりに?ホクロをチェックしてみて
ギョッとしました。
え?ホクロが薄くなってる!?
前回見たときより、色が薄くなっている気がしました。
いや、気のせいかも。いやいやいや、どう見ても薄いよね?こんな儚げな色じゃなかったもん。
訳が分かりません。
お薬を塗ったとか、こすったとか、何もしてないですから。
心配になって、またまたネットチェック!
すると、恐ろしい記述を見つけてしまいました。
あるテレビ番組で放映されたらしい実例で、皮膚がんらしいホクロを放置していたら薄くなって消えたので、治ったと思い放って置いたら手遅れになった、という物です。
治ったように見えた腫瘍は、皮膚の奥の方?で悪さをし続けていた、のだそう。
待って!!!(悲鳴)
これ!この薄くなってるホクロ!
ヤバイじゃないですか!!!
次の診察まで1か月弱。
日に日に薄くなっていくホクロを睨みながら、胃に穴が開きそうな日々を過ごしていました。
経過観察2回目、ショックを受ける
待ちに待った診察の日。
担当の先生の顔を見るなり「薄くなってきたんですっっ」と訴える私。
先生は患部を見るなり「あー。ホントですね」と、落ち着いた様子。
あれ?
もしかして、それほど悪い状況じゃないの?
ネットの情報を鵜呑みにする必要はなかったかも。
これって良くなってるってこと?
一抹の期待を抱いた私は
「これって、治ってきてるってことですか?」
と、聞いてみました。
「いえ、そうとは言えません」
や、やっぱり。。。
「ちなみに、薄くなって消えちゃったら、どうなるんですか?」
「消えたら、もう手術で取ることはできません」
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
そ、それは困る!ものすごく困る!!!
一瞬にして私の脳内に浮かんだのは、手術できなくなったために逃げおおせた腫瘍が、どこか皮膚の奥の方で悪さをし続けているイメージです。おかげで、
もう、多少後遺症が残ろうが何だろうが、気にしている場合ではない!
と思うことができました。
そして、今回は迷うことなく手術をすることに決めたのでした。
一刻も早く手術へ
ホクロが薄くなっていくスピードは結構な速さでした。
こうなったら、一刻も早く取っちゃわないと!!!
先生と手術の日取りについて話し合いましたが、なんと手術は11月までいっぱいだそう。
そんなに先なの!?
この時、8月です。確か8月の末頃かな。
「それまで、消えちゃったりしませんか?」
「大丈夫ですよ~。アハハ」
と、半泣きの私に、笑う先生。
こうして、私の入院&手術は11月に決まったのでした。
足の裏のホクロを手術した話③まとめ
ホクロが薄くなった人の実例をネットで見て、非常にショックを受けました。
そして「見えなくなったら取れません」という先生の言葉にも。
どうして、ホクロが薄くなる前にとっとと手術しちゃわなかったんだ!私のバカバカ!
と思いましたよ~(^^;)
今は、あの時薄くなってくれたおかげで、手術の決断をすることができて良かったと思っていますが。
次回は、入院&手術の様子を書ければと思います。
良かったら、また読んでやってください。
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