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心音が響き渡る手術室と恐怖の麻酔!足の裏のホクロを手術した話④【経験談・腫瘍】

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足の裏のホクロを手術した話、4話目いよいよ手術の話になります。

【これまでの経過】

・足の裏のホクロが急に大きくなり、形も色も変だったので病院に行った

・診察の結果、ちょっとアヤシイが切り取って調べなければ良性とも悪性とも判断できないと言われた

・手術後は1週間の入院で、後遺症が残るかもと言われた

・迷っていたが、ホクロが消えそうになり慌てて手術の予約をした

前回は、ここまででした。

今回は、いろいろ笑える私の手術の話です。

 

・足の裏のホクロが急に大きくなった

・ホクロの形が左右対称じゃない
・色がまだらだ
・診察を受けた方が良いのか迷っている

・足裏の手術ってどんな感じ?

・手術をするとどうなるの?

・後遺症が残るかもしれないと言われてしまった

 

このような悩みを抱えておられる方の参考に

 

目次

 

 

   

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今までの話はこちらからどうぞ。

yuccow.hatenablog.com

yuccow.hatenablog.com

yuccow.hatenablog.com

 

入院する

入院したのは手術の2日前だったと思います。

大きなバッグ1つと手提げ1つくらいの荷物だったような。。。

入院の準備は普通と変わらないので特に書きませんが、足りなくなって途中で夫に買い足してきてもらった物があります。ブラトップです。

 

 

こんな感じの。 

下着代わりにちょうど良かったので、パジャマの下に毎日着ていました。

洗濯すればいいかと、3枚くらいしか持って行かなかったのですが、手術後は洗濯するのが難しかったんです。

足裏を地面につけてはダメなので、車椅子のまま操作するには洗濯機だったか乾燥機だったかのスイッチの位置が高くて大変だったんですよ。

 

で。夫に頼んでユニ@ロで追加の数枚を買ってきてもらいました。

なので

手術後は、立てないということを念頭に、入院の準備をしておいた方が良いと思います

 

手術前のできごとアレコレ

麻酔の注射はとっても痛い!?

手術前に検査を受けたりしたのですが、そのときに先生からも看護師さんからも言われたのが

足の裏の麻酔は非常に痛いですよ

ということでした。

先生によると

大の男の方でも叫び声をあげるレベルです」

だそうで。

 

え?💦

なんですと!?

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翌日に控えた手術がめちゃくちゃ心配になってしまいました。

 

スクワット

さて、入院するまでの数か月間。

脚に筋肉をつけるために、毎日のようにスクワットをしていました。

別に手術のためにではありません。テニスのためにです。

脚に触ると自分でも分かるくらいにガッチリとして来て、ちょっとうれしかったのですが、足裏がつけなくなるんじゃ、この筋肉もあっという間に無くなってしまうのでしょう。

でも!

なんとか。

少しでも、筋肉を保ちたい!

そう思った私は、手術の日の午前中まで場所を見つけてスクワットをしていました。

そう。病院内でです(笑)。

さすがに病室ではできないので、ロビーの隅っことかで。

 

きっと、右足が使えないときにも、左足の筋肉があれば、バランスを崩したときに支えてくれたりとか何かの役に立つはず!と信じて。

 

退院後、実際に「やっぱり役に立ったなあ!」と感じる機会は残念ながらありませんでしたけど(^^;)。

 

手術

手術台ってこんななんだ

手術は予定より、1時間近く早く始まりました。

心の準備がまだ……足の裏の準備も……。

と思ったのですが、問答無用で車椅子に乗せられて運ばれていきます。

手術室がずらりと並んだ廊下を通りながら、物珍しくてキョロキョロしてしまいました。

何と言っても、手術どころか入院するのもお産以外では初めてです。

 

手術室はテレビなんかでも見たことがありましたが、目が釘付けになったのは手術台でした!

 

こんなの初めて見た!

 

うつ伏せになって乗るんですが、お腹の下になる部分が盛り上がっていました。

そこに乗ると腰がとっても楽な感じ。

更に、膝を乗せる場所があって、膝が直角に曲がった形で固定されます。

そう。足裏が天井を向くようになってるんです。

ちょうど椅子に座った形のまま、うつ伏せに寝られるような状態です。

 

なるほどねえ~~~!!!

 

足裏用の手術台もちゃんとあるんですね!

 

心音が!

さて、手術台に固定されると、いよいよ手術の始まりです。

ふと気が付くと、手術室いっぱいに鳴り響いているのは、私の心音ではありませんか!

 

え?音楽とかが流れてるんじゃないの?

 

しかも、その心音がめっちゃ早い!!!(笑)

そりゃそうです。めちゃくちゃ緊張してましたから。

恥ずかしい~💦

と思えば思うほどに早くなる鼓動。

 

どっくん、どっくん、どっく、どっく、どくどくどくどく……

 

「もしかして、緊張してますか?」

と先生に尋ねられてしまいましたよ!

 

足裏が柔らかい

いよいよ先生が、足裏に触り始めました。

「おや?足の裏の皮膚が柔らかいですね。もしかすると後遺症の心配が要らないかもしれませんよ」

 

人と比べたことが無いので、自分の足裏が柔らかいかどうかなんて考えたこともありませんでしたが、皮膚が柔らかいと縫った後につったりすることが少ないのだそうです。

 

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これは良いニュースを聞いた♪

ちょっと希望が持てましたが、相変わらず心音はものすごいスピードのままでした。

 

いよいよ麻酔の注射だ!

「では、麻酔行きますよー」

先生の声に、身を固くする私。

どくどくどくどく。。。

心音も最高潮です。

 

ジックン!

 

ぎゃっ……💦

いよいよ来たーーーーーっ💦💦💦

 

これからどんなに痛くなるんだろう!

 

どくどくどくどく。。。。

 

あれ???

すぐに麻酔が効き始めたのか、先ほどのジックンより痛みが増すこともなく。

 

先生「大丈夫ですか~?」

私「あの、麻酔はこれで終わりですか?」

先生「はい、終わりです。痛かったですか?」

私「いや、あの。。。そうですね。お産のときの3分の1くらいの痛みでした」

先生「は~。なるほど。お産ね」

 

まだお若い先生だったのでお産の経験はないようで(独身かも?)しきりに「なるほど、なるほど」とおっしゃっていました。

 

私はと言えば、一番怖かった麻酔が大した痛みもなく終わり、後はひたすらボーっとしていました。

 

なんだよ。大の男の人が大声で騒ぐって。

大したことないじゃん。騒ぎすぎでしょ。

無駄に心配して損したよ。

 

という次第でしたので、もし手術を受ける予定の方で、麻酔は痛いよと言われている方が、ここを読んでいたら、どうぞ安心してください。

女性なら多分平気なレベルの痛みだと思われます。生理痛の方がよっぽど痛いので。

男性の場合は分かりませんが。。。

そうですね。

校庭をはだしで歩いていたら、尖った小石を踏んづけてしまったときの痛みとそっくりでした。

 

見ますか?いえ、見ません

手術をした先生というのは、切り取った物を見せるのがお好きなのか、見せる義務がおありなのか

手術後に「切り取った部分を見ますか?」と聞かれました。

私は血がダメな人間で、血液検査のときも、取り終わった血は絶対に見ない派なんです。

「いえ、見なくて良いです」

と、返事をして手術は終わり。

足裏をつかないように気を付けながら、車椅子に乗り、病室まで連れて行ってもらいました。

手術後のトイレ

ベッドに戻ると、トイレに行きたいときは最初の1回だけは、看護師さんを呼ぶようにと言われました。

看護師さんに付き添われて、車椅子用トイレに行き、ショックを受けました。

車椅子用のトイレは、なんとみんなが通る廊下に面した薄っぺらいカーテンの中なんですよ!

トイレの中ですらないんです。

多分、男女兼用だからでしょうか。トイレ前の廊下にカーテンがあるだけなの。

あんなところじゃ、落ち着けませんよ!

最初の1回だけはそこを使いましたが、あとは女子トイレの個室前に車椅子を置いて、ケンケンで普通のトイレに入ってました(←ホントはケンケンはダメらしい)。

 

古い建物だったので、そういう所が充実してないんですね。

先生の腕で選んだんだ病院ですから仕方がないですが。

 

手術後の夜

手術後は、痛いときに飲むようにと痛み止めをもらっていました。

案の定、夜になると麻酔が切れてズキンズキンと痛み始めましたが、我慢できないほどではありません。

それよりも、私は胃が弱いので、痛み止めで胃をやられる方が嫌だなと思い、痛み止めは飲みませんでした。

痛かったのは一晩だけで、すぐに大した痛みはなくなりましたし。

それよりも、病院のベッドが合わなくて腰が痛くなり、そっちの方がずっとつらかったです。

 

まとめ

手術のときの様子をお伝えしました。

自分の心音が部屋中に響いて、そこにいる人全員に聞かれる体験を初めてしましたが、あんなに恥ずかしいものだとは思いませんでした!

手術室には、先生の他にも何人もの人がいたんですよ。

手術自体は、うつ伏せなので見えないし、何となく触られてるのを感じるくらいでした。痛くも苦しくもありません。

 

手術が始まるまでは、本当に緊張しました。

パニックになりそうなときに、思い浮かべていたのは、実はカメです。亀。

ちょっと前に、息子が公園のカメの動画を送ってくれたことがあったんですが、そのときの映像が可愛らしくて癒されるものだったので、頭の中で繰り返しその動画を思い浮かべていました。

手術中は、気持ちを落ち着けられるように、何か癒される絵とか動画とか、思い浮かべられるものがあると良いかもしれませんね。

 

次回は、手術後の車椅子生活について書こうと思います。

 

 

   

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