足の裏のホクロを手術した話の5話目。これで一旦終了にしたいと思います。
長くなってしまいましたが、お付き合いありがとうございます。
【これまでの経過】
・足の裏のホクロが急に大きくなり、形も色も変だったので病院に行った
・診察の結果、ちょっとアヤシイが切り取って調べなければ良性とも悪性とも判断できないと言われた
・手術後は1週間の入院で、後遺症が残るかもと言われた
・迷っていたが、ホクロが消えそうになり慌てて手術の予約をした
・無事に手術が終わった
前回は手術の話でした。
今回は、車椅子での入院生活の様子と、切り取った部分の検査結果のお話しに行きたいと思います。
・足の裏のホクロが急に大きくなった
・ホクロの形が左右対称じゃない
・色がまだらだ
・診察を受けた方が良いのか迷っている
・足裏の手術ってどんな感じ?
・手術をするとどうなるの?
・後遺症が残るかもしれないと言われてしまった
このような悩みをお持ちの方の参考になれば。。。
目次
- 車椅子生活初日の様子
- 恐怖のエレベーターと兵糧攻め
- ※アドバイス① 事前に病院食をチェックすること
- 退院と同時にいきなり放り出された感
- ※アドバイス② 松葉づえが借りられるかチェック
- ※アドバイス③ 入院前に厚手の靴下を買っておこう
- 通院と検査結果
- まとめ
スポンサードリンク
前回までの話はこちらからどうぞ⇓
車椅子生活初日の様子
手術の直後から始まった私の車椅子生活ですが、車椅子にも初心者というのがあるんだなあと痛感しました。
思いっきり初心者な私はというと。。。
真っ直ぐ進めない!
平らな廊下を普通に前に進むだけなのに、右に寄ったり左に寄ったり💦
どうしても、ふらふらと蛇行してしまうんです。
車椅子ってこんなに難しい物だったのか!
というのが、第一印象でした。
でも、トイレに行ったり診察室に行ったり、一日中乗っているうちに段々と操作にも慣れてきました。
退院前の最終日には、空いている隙間に車椅子を止めるために、バックで車庫入れまでできるようになりましたよ!
恐怖のエレベーターと兵糧攻め
すぐに操作に慣れた車椅子ですが、どうしても怖かったのがエレベーターです。
人がたくさん居る中に、ぶつけずに乗り込むのも難しかったし、
反対に自分が乗っているときに、どんどん人が乗り込んでくるのも怖かった。
自分より倍くらい背の高い人たちにぐるっと(時にはぎゅうぎゅうに)囲まれた状態って、ものすごく怖いんです!
降りたい階で、人をかき分けて車椅子を操作するのも勇気が要りました。
手伝ってくれる付き添いの人がいるときは、良いんですが。。。
しかたなく、エレベーターを使いたいときは、夫かお見舞いに来てくれた人がいるときに限定していました。
そんなわけで、病室とは別の階にあるコンビニには、誰かがいるときしか行けませんでした。
しかし、夫も忙しく、毎日来てくれるわけではありません。
お見舞いの方だって、もちろん毎日あるわけではありません。
ここで問題発生。
私の入院した病院の食事は非常にマズいんです。
味付けが薄いとかそんなレベルじゃありません。
市内でも食事がマズいので有名なんだと、退院時に看護師さんが教えてくれました。
かび臭い具が入った味噌汁という物を、私はここで初めて食べましたよ~。
当然、食事が進むわけもなく。
内臓はいたって元気な私は毎日お腹を空かせていました(笑)。
売店に行けさえすれば、あんな美味しい物やこんな美味しい物が買えるのに!!!
私の入院生活は、兵糧攻めだったんです。
※アドバイス① 事前に病院食をチェックすること
入院中、車椅子生活になるよと言われた方。
ひとりで車椅子を操作して売店などに行くのはハードルが高いです。
入院前に病院食の評判をチェックした方が良いですよ。
場合によっては、保存できる食料をある程度持ち込んだ方がいいかも。
退院と同時にいきなり放り出された感
そんな兵糧攻めにも耐え、退院となりました。
退院するときに、松葉づえでも貸してくれるのかな~と思っていたら、特にそういうこともなく。
(松葉づえの貸し出しはありませんと言われたんだったような)
たった今まで車椅子生活だったのに、いきなり歩いて帰ることになりました!
これにはちょっとビックリ
もちろん、夫が車で迎えに来てくれていたので、先に荷物を車に積んでもらってから、肩を借りて車まで行きましたが。
ついさっきまで、足裏には絶対に体重をかけないようにと言われていたんですよ。
退院すると同時に、杖もなし?
何なんだろう。このいきなり放り出された感は。
そうと分かっていれば、杖のひとつも用意しておいたのに~💦
杖を買いに、退院した足で大型スーパーに寄ってもらうことにしました。
※アドバイス② 松葉づえが借りられるかチェック
買っておけばよかったと感じた物が二つありました。
ひとつ目は杖。
退院後に松葉づえが借りられるかどうかを確かめておいた方が良いです。
借りられないようなら、簡易的な杖があると助かると思います。
私はこんなのを、退院後1か月ほど使いました。
※アドバイス③ 入院前に厚手の靴下を買っておこう
もう一つ買っておけばよかったと 思ったのが、厚手の靴下です。
歩くとやはり傷口にある程度の痛みがあるのですが、フワフワの靴下を履くと、グッと楽になることに気が付きました。
まさにコレです!靴下屋さんの。
これを同僚がお見舞いにくれ、ものすごーく助かったのでした。
通院と検査結果
その後、定期的に傷口のチェックや抜糸に通ったのですが、しばらくして切り取った部分の検査結果が出ました。
実は、手術した時点でかなりホクロが薄くなっていたため、検査しても結果が出ないかもしれないと言われていました。
そうしたら、ずーっと「グレーのまま」なのか。。。と思っていたのですが、
無事に検査できたようで「良性」だと知らされました!
切り取ったから、たとえ悪性だったとしても大丈夫なはず、と自分に言い聞かせていましたが、気が気じゃなかったので、ものすごーーーくホッとしました!!!
しかも、結果がちゃんと出てくれたし。
「グレーのまま」じゃなくて良かった!
結果を報告したら、職場の方々も本当に喜んでくれて、ありがたかったです。
まとめ
以上が、私の「足の裏のホクロを手術した」経験談です。
長々とお付き合い下さり、ありがとうございました。
現在は、おかげさまで、ほぼ何の後遺症もなく(体調が悪いときに、たまーにうずくことはあります)、元気に過ごしています。
歩くのも走るのも、テニスも問題ありません(*^^)v
自分でも「このホクロはちょっとヤバイだろう💦」と分かるくらい、普通と違うホクロだったので、当時はかなり不安な毎日でした。
手術をすることが決まってからも「足裏の手術ってどんな感じなんだろう」「車椅子での入院生活で必要な物は?」と、分からないことだらけ。
ネット上の体験談にかなりお世話になりました。
なので、この体験談が、どなたかのお役に立てばうれしいです!
スポンサードリンク