雪の下キャベツってご存知ですか?
冬にキャベツを雪の下に埋めて越冬させてできるキャベツなんですが
北海道ではスーパーなどでも普通に売っているおなじみの野菜です。
他にも北海道では、雪の下ニンジンや雪の下ダイコンなども見かけます。
今回は、北海道和寒町が発祥の地と言われる雪の下キャベツについて
通常のキャベツとの違いや
雪の下キャベツを美味しくいただけるレシピ
などをご紹介します。
目次
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雪の下キャベツとは
北海道和寒町で生まれた雪の下キャベツは、別名越冬キャベツとも言います。
昔、キャベツが豊作になりすぎたため、収穫されずに畑に放置されたキャベツが雪に埋もれたのが始まりだったと言われています。
たまたま雪に埋もれていたキャベツを掘り返してみたら、それがすごく甘くて美味しかった!
これはイケる!
そこから越冬キャベツが始まったとは、面白いものですね。
今では、雪が積もる直前に根を切り離し、雪を積もらせて、雪が深い1~3月に雪の中から掘り出して収穫することで雪の下キャベツができています。
極寒の中で農家さんが雪の中から掘り出して収穫する、手間ひまかかったありがたい野菜なんですね♪
普通のキャベツとどう違うの?
では、雪の下キャベツの味は、普通のキャベツとどう違うのでしょうか?
雪の中って意外と温かくて、0度前後に保たれています。
凍ってダメになる温度ではないけれど、凍りそうな温度なので、キャベツは寒さから身を守るために糖度をあげるんだそうです。
だから、普通のキャベツより甘いんです。
普通のキャベツの糖度が7~8度なのに対して、雪の下キャベツは糖度が10度近くあるんですよ。
雪の下キャベツを美味しく食べる簡単レシピ♪
甘くて美味しい雪の下キャベツですが、どうやって食べたら良いのでしょうか。
私がいつもやっているお勧めの食べ方をご紹介したいと思います♪
普通にサラダでも美味しくいただけるのですが、せっかくなのでキャベツの甘みをギュッと凝縮して味わいたいですよね。
レンジ3分で簡単にできちゃいますよ!
私独自の簡単レシピです!
用意するもの(1人分)
・雪の下キャベツ(なければ普通のキャベツでも)2~3枚
・玉ねぎ1/4個
・ベーコン 1~2枚
・コンソメ顆粒 ひとつまみ
・レンジ対応のフタ付き容器
作り方
1.キャベツはひと口大に切るか、ちぎる。芯の部分は薄切りに。
2.玉ねぎは薄切り。ベーコンは1㎝幅くらいに切る。
3.フタのできる耐熱容器に、キャベツ、玉ねぎ、ベーコンをざっと並べて、コンソメをひとつまみ振りかける。この時、キャベツの葉の部分は少し残しておく。
こんな状態です。
5.残して置いた葉の部分を、ベーコンが隠れるようにかぶせる
(ベーコンが乾燥するのを防ぎます)
こんな感じ。
6.フタをして600wのレンジで3~4分。
(時間はレンジの機種やキャベツの量で加減してください)
7.蒸しあがったら、上下を軽く混ぜて出来上がりです♪
完成~♪
お好みでコショウをかけてもOKです。
※ポイント
途中でふりかけるコンソメは、ホンのわずかな量でOKです。
キャベツの甘みを引き立てるために入れているようなものなので。
ベーコンからも塩味がでますので、パラパラと数粒ふりかける位の気持ちで十分です。
まとめ
和寒町が発祥の越冬キャベツ「雪の下キャベツ」と、そのレシピをご紹介しました。
雪の下キャベツが甘いのは、寒さから身を守るためだったんですね。
野菜がストレスで甘く美味しくなると聞いて、私の出身地仙台の曲がりネギを思い出しました。
こちらも手間ひまかけてストレスを与えて甘くしてるんですよ。
そして、ご紹介したレンジで3分の簡単レシピですが
これ本当に美味しいですから!
ビックリするくらい!
(コンソメの量さえ間違えなければ…(^^;))←経験あり
雪の下キャベツは、もちろん。普通のキャベツで作っても美味しい自信作です♪
でもせっかくの機会なので、ぜひぜひ冬に美味しい!冬しか食べられない!雪の下キャベツを食べてみてくださいね。
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