とうとうニッカウヰスキー竹鶴「17年」「21年」「25年」の販売終了が決まってしまいました。
数年前からかなり手に入りにくくなっていましたし、竹鶴以外のウイスキーも品薄状態で、一時は私たち夫婦も余市蒸留所の売店が開店する時間に合わせて車を走らせたりしたこともありましたが、21年と25年は手に入りませんでした。
もう飲めないとなると、いったいどんな味だったのか、気になりませんか?
その味をプロの方がどう表現していたのかをご紹介したいと思います。
目次
ニッカウヰスキー余市蒸留所とは
ニッカウヰスキー余市蒸留所は北海道余市町にあるウイスキー工場です。北海道内の位置でいうと積丹半島の付け根の部分にあたります。小樽市のとなりです。
無料で誰でも見学することができ、ウイスキーを試飲することもできます。
工場と聞いて想像するのとは全く違い、スコットランド風の建物がステキなところです。
これは工場の敷地内の風景です。
日本に居ながらにして外国にいる気分になれる場所ですね。
余市蒸留所の中の様子についてはまた後日詳しく書く予定なので、今回は竹鶴の味についてしぼってご紹介します。
プロが表現する竹鶴の香りや味わいは?
私が飲んだことがあるのは17年だけ。それもほんの少し。
サントリーのものに比べるとよりスモーキーで、それでいてやわらかで大人向けってイメージでした。
でも私のつたない表現よりも、プロ中のプロの方々の表現を聞いた方が絶対に良いですよね。
以下はニッカウヰスキー余市蒸留所のウイスキー博物館で写してきた写真です。
では。
竹鶴17年のテイストは
今回、字が読みやすいように写真を大きいままで載せますね。
ちょっとスクロールが大変かもしれませんがご容赦ください。
竹鶴17年はスモーキーな中にも深みのあるまろやかなお味ということなのでしょうね。
竹鶴21年のテイストは
熟成が進んだ竹鶴21年はフルーツの香りが強くなるようです。
フィニッシュの「余韻が大きく広がった後ですっと消える」というのは、どんな感じなんでしょうね。体験してみたい。
竹鶴ピュアモルトのテイストは
竹鶴17年も21年もそうですが、これもピュアモルトです。
ピュアモルトとは大麦麦芽を原料にした原酒だけをブレンドしているウイスキー。
竹鶴は余市と宮城峡(仙台にあります)の原酒を組み合わせてあります。
宮城峡のテイストは
私の生まれ故郷、仙台の工場で作られたシングルモルトウイスキーです。
シングルモルトとは、大麦麦芽だけを原料にして作られた原酒を他の蒸留所のものと混ぜていないウイスキーということ。
なので、100%宮城峡の味がする個性的なウイスキーだということになります。
バニラにバナナ、リンゴとフルーツの表現がたくさん出てきますね。
これは絶対私好みの気がする。
実は家に1本あるんですが、勿体なくてまだ手を付けていません(笑)。
残念ながら竹鶴25年のテイスト評価は写真に撮ってこなかったようです。
機会があったら、またチェックしてきますね。
まとめ
ニッカウヰスキーへのプロの方の味や香りの表現、いかがでしたか?
どれも聞いているだけで美味しそうですよね。
このニュースが出たから、わずかに残っている竹鶴シリーズも一気になくなってしまうのかも。。。
寂しいですが、また美味しいウイスキーが新しくできてくれることを願いたいと思います。
※お酒は20歳未満の方は購入できませんのでご注意ください。
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