観光名所としても有名な旧北海道庁赤れんが庁舎。北海道庁ですので、まさに札幌市街地のど真ん中にあります。趣のある建物が美しいですよね。
でも見ごたえのあるのはこの建物だけではありません。
北海道ですから土地が広いし自然も豊かです。とても人口約200万都市の中心部にあるとは思えない赤れんが庁舎の秋の景色をご紹介したいと思います。
目次
旧北海道庁赤れんが庁舎ってなに?
明治21年に建てられたアメリカ風ネオ・バロック様式の建築物で、現在使われている庁舎ができるまで約80年間使用されてきました。館内には無料で閲覧することのできる資料が展示されています。(ただし、館内はリニューアルのため2019年10月1日より一時閉鎖しています)
札幌駅から大通りに向かって歩いていくと右側にあります。駅から徒歩で5分程度。
街中に突如出現するれんがの建物と豊かな庭は見ごたえがあります。
敷地の中には池がふたつと散策路もあり自然が豊か
地図で見るとよくわかるのですが、建物を中心に左右対称に広がっている庭には、左右にそれぞれひとつずつ池があります。池に沿って散策路があったりベンチがあったり、また小さな橋が架かっていたりして、コンクリートとアスファルトの中ホッと一息つける空間になっています。
一年を通して自然を楽しめる庭ですが、今回は季節的に秋の庭をご紹介したいと思います。
庭のすぐ外には高いビルが立ち並んでいます。池に映る白いビルが不思議とマッチしていて美しい気がします。
池をのぞくと、いろんな生き物が元気に暮していました。
もうたいぶ気温は下がっている時期だったのですが、久々のお日様に日光浴をしに出てきたのでしょう。カメさんがいました。ちなみに春にここを訪れたらあちこちカメだらけ!人間が来ても逃げませんでした。カメLOVEの私には素晴らしいスポットでした。
優雅に泳ぐこんな姿も。雄雌合わせてたくさんのカモさんたちが泳いでました。
この日は風がなかったので水に映る影がとてもきれいに撮れました。
写真は1枚目だけ夏ですが、他はみんな昨年の10月末のものです。ちょうどこれからがこんな景色を楽しむことができます。
すぐ近くには「六花亭札幌本店」と「北菓楼札幌本館」もありますので、歩き疲れたらちょっと寄ってスイーツや軽食を楽しむこともできますよ。
まとめ
旧北海道庁赤れんが庁舎は建物だけでなく庭を散策するのも楽しいです。大都会の真ん中なのに自然が豊かで、周囲とは違った時間の流れを感じることができます。
日向のベンチでゆっくりくつろぐ人、散策路を歩いて写真を撮る人、のんびりしているのは札幌市民が多いのかもしれません。
観光客は、大部分が正面から赤れんが庁舎を背景に写真を撮ってすぐに次の場所へ移動しているように見えました。時間に制限があるので仕方がないのでしょうけれど、勿体ないなあと感じてしまいます。
札幌にお越しの際は、ぜひのんびり散策する時間も楽しんでほしいです。