実は、今までバゲットやバタールなどのフランスパンは嫌いでした。
かじっても皮が伸びて噛み切れなくて、アゴがつかれてしまうから。
美味しいかどうかと味を感じる以前の問題でした。
でも、焼き戻しという方法を知って、目からウロコが!
焼き立ての状態で食べると、こんなに美味しいものだったんですね!
・フランスパンを温めなおしたいけどやり方が分からない
・バゲットを買ってから2~3日経ってしまった、どうしよう
・冷凍していたバタールを美味しく食べたい
という方へ、バゲットやバタールの美味しい温め方をご紹介します。
(2023/03/01 更新)
目次
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バゲットは嫌いだった
私は、バゲットとかバタールといったハード系のパンは嫌いでした。
噛み切ろうとしても皮が硬い上に、微妙に伸びちゃって噛み切れない。
その後もひたすらもぐもぐと咀嚼するのに精いっぱいで、味なんて感じてる暇がない。
なので、バタールを購入するのはいつも主人だけ。
バタール大好きな彼が、ひとりで食べていました。
【余談】フランスパン・バゲット・バタールの違いとは
【ここでちょっと一言・フランスパンとバゲットとバタールの違いについて】
フランスパンというのは、フランスで作られているパン全般で、クロワッサンなども含まれます。
バゲットというのは、固くて細長い、一般にフランスパンという言葉でイメージが浮かぶアレのことです。
バタールは、バゲットの短くてちょっと太めのサイズの物のことを言います。
美味しさに驚愕!:焼き戻しという方法を知って試してみた
その日も、彼用のバタールを買って家へ。
ところが、その後体調を崩した主人は、バタールを食べることなく寝込んでしまいました。
残されたバタール。
翌日も食欲がイマイチということで、バタールはそのままに。。。
も、もったいない!
これは、何とかしなければ!私が食べよう!
せめて私でも食べやすいように温められないものか。
そう思いいろいろと調べていて見つけたのが、焼き戻しという方法でした。
焼き戻しとは、もう一度バゲットを焼いて焼き立て状態に戻すこと。
その焼き方にもいろいろと方法があるようで、あちらこちらの方法を調べて、最終的に私がやっている方法がこれです。
1.バゲットをラップでくるんでレンジで20秒
2.予熱して置いたオーブントースター250℃で2分ほど焼く
これで驚くほど外側はカリッカリ、内側はしっとりに焼き上がりました!
3日目に復活した主人とバター(トラピストバターです♪)を付けていただいたのですが、その美味しさにビックリ!
皮が噛み切れない?
いやいや、パリッとサクッと手でも割れちゃうんですよ!ヾ(≧▽≦)ノ
かじれば、気持ち良くパリパリと噛み切れる♪
なにこの食感と味!
焼き立てのバタールってこんなに美味しいものだったんですね!!!
バゲットの美味しい温め方
では、あらためて私がやってみて大成功した美味しいバゲットの温め方をお伝えします。
■準備
・バゲットやバタールが冷凍されていたら自然解凍して置く
・オーブントースターを予熱しておく←これ重要です
・バゲットをラップで緩めにくるむ
※オーブントースターに入るように、バタールは半分に切っています
■温め方
1.ラップでくるんだバタールを600Wのレンジで20秒温める
2.温めて置いたオーブントースター(私の場合は250℃にしています)に入れて、2分ほど焼く
焼くときは、ラップは外してくださいね。
あとはブレッドナイフで切って盛りつけるだけで完成~♪
ちなみに⇓このブレッドナイフ、さっくり切れて最強です!
これだけです。こんな簡単な手間で、パリパリのすごく美味しいバタールになってくれました!
ただし、いくつか気が付いたポイントがありますので、それもお伝えしたいと思います。
【ポイント】
・オーブントースターは必ず温めておく(これをしないと仕上がりがイマイチ)
・表面がほんのり焦げ始めるくらいまで温める
・焼き戻ししてから、スライスする
(最初にスライスすると中の水分が抜けてパサパサになってしまいます)
何度かやってみて感じたのですが、焦げないうちに取り出すと、ほんのりフニャ感が残ってしまいました。
なので、苦くはないけど色がちょっと濃いめになるくらいまで温めています。
このくらい⇓
真ん中にちょっと焦げ目がついています。
そのお家のトースターによっても微妙に違うかと思いますので、試してみてくださいね。
さらにトラピストバターをつけて食べれば完璧です!
焼き戻ししたパリッパリのバタールには絶対にトラピストバターだと思っています♪
濃厚なコクがあるのに、全然くどくなくて、胃の弱い私でもてんこ盛りで付けちゃいます♪
なんなら、バターだけ食べても大丈夫なくらい✨
超おすすめです!
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まとめ
バゲットやバタールといったハード系のフランスパンの焼き戻し方法でした。
レンジで20秒、オーブントースターで2分、それだけで段違いの美味しさに。
時間が経って柔らかくなってしまったパンを、そのまま食べるなんてどれだけもったいないことをしていたのかを身をもって知りました!
この方法を知ったおかげで、今まで好きじゃなかったバタールにハマってしまって、パン専用のナイフまで購入したくらいです。
2日目や3日目のバタールを食べるときには、ぜひぜひこの方法を試してみてください!