北海道を代表するグルメ、ジンギスカン。旅行に来たことのある方なら一度は食べて行かれたのではないでしょうか。
家に帰って「あの味をもう一度食べたい!でもジンギスカンを買っても家には専用の鍋がないし」と思われているあなた!大丈夫です。専用の鍋がなくたって、自宅で簡単に美味しくジンギスカンが食べられるんです。
自宅にあるフライパンや鍋でできるジンギスカン料理をご紹介します。
目次
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ジンギスカンって?ラムなの?マトンなの?
「ジンギスカンって聞いたことはあるし、何となく羊の料理のような気がする。でも羊ってマトンだっけ、ラムだっけ?」
普段ジンギスカンを食べることのない地域の方は(北海道に来る前の私も含めて)、名物料理なことは知っていてもあまり詳しくはわかりませんよね。
ジンギスカンは羊の肉を使った北海道の郷土料理です。マトンもラムもどちらも使います。ちなみにマトンは大人の羊の肉のことラムは子羊の肉のことです。マトンは若干臭みがありますが、ラムは臭みが少なく食べやすいです。
地域によって食べ方はいろいろ
その羊の肉を焼いたり煮込んだりして野菜と一緒に食べるのがジンギスカン。
実は地域によっていろいろなバージョンがあります。
最初から肉にタレを染み込ませてあるバージョンと
タレを後付けで食べるバージョンがありますし、
焼いて食べるやり方と
煮込んで食べるやり方もあったり、
タレの味も地域によって違っていたり。
旅行で札幌に来られた方は焼くバージョンを食べた方が多かったのではないでしょうか。
焼くとなるとあの味を再現するにはやはりジンギスカン鍋が欲しいところですが、
煮込みジンギスカンなら家庭のフライパンで素晴らしく美味しくできますよ!
煮込みジンギスカンの作り方
用意するもの
・やや深めのフライパン・ふた
材料
・冷凍ジンギスカン(味付き)
・玉ねぎ 1個
・キャベツ 半個分くらい
・もやし 一袋
だけです。
作り方
1.フライパンに野菜を並べます。
下から玉ねぎ、キャベツ、もやしの順にドーナツ型になるようにフライパンに入れていきます。
2.次に真ん中に解凍したジンギスカンをタレごと入れます。
こんな感じ。
ものすごいてんこ盛りですが、火を通すと信じられないほどかさが減りますので大丈夫です。
3.蓋をぎゅうぎゅうと閉めて火にかけます。中火くらいで良いかと思います。
4.10分ほど煮込んで、ラム肉に火が通ったら完成です。
※ところどころ火が通っていない部分があると思うので、最後にふたを開けて肉の上下を入れ替えたりして火を完全に通してください。
出来上がりはこれ
味付けは一切いりません。ジンギスカンの漬け込んであるタレだけで大丈夫です。水もいりません。
我が家ではいつも共栄というところの冷凍ジンギスカンを使っています。これのラムロース肉。タレの味も美味しくてお勧めです!
同じシリーズでラム肉バージョンもありますが、ラムロースの方が柔らかく美味しくできます。
そうそう、焼いたジンギスカンより煮込みの方が肉が柔らかい気がします。
(私がいつも焼きすぎちゃうのかもしれないですけど)
このレシピは簡単で失敗がなくて美味しいです。
試しに作ってみてから煮込みジンギスカンの大ファンになりました。
今では焼いて食べるより、煮込みの方がずっと好きです。
我が家ではキッチンで作って、出来上がったジンギスカンを食卓に運んで卓上コンロで温めながらみんなで食べています。
ひとり一袋は軽く食べられてしまいますよ。
こんな感じの卓上コンロを使っています。
カセットコンロで最初からテーブルの上で作っても良さそうですね。
家庭でジンギスカンをするときの注意点
当然ですが、においが充満します。焼く時よりはずっとマシですが、それでも十分カーテンなどににおいがつきます。
キッチンで換気扇をつけて料理するならまだしも、食卓で卓上コンロで作る場合は、窓を開けるなど、対策をしっかりしてくださいね。
まとめ
ジンギスカン鍋を使わずに、ご家庭で美味しくジンギスカンを食べるなら煮込みジンギスカンにするのがおすすめです。匂いも失敗も少なく美味しく食べられます。肉の種類はラムよりラムロースが美味しいですよ。
どうぞご家庭で北海道の味をお楽しみください。
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