今日の北海道は一気に冬景色になりました。最低気温はマイナス3度くらい、最高気温はプラスの3度くらいでしょうか。昨日からの吹雪で一面真っ白です。
さて、「さっぽろ雪まつり」に小樽の「雪あかりの路」千歳の「支笏湖氷濤まつり」さらにスキーにスノーボード。
冬の北海道は楽しいことがいっぱいです。
でも、一番の心配はやはり寒さですよね。
北海道へ旅行したいけど寒さが心配な方、旅行することが決まっているけど何を着ていったら良いのか悩んでいる方へ、真冬の北海道札幌周辺での服装についてお伝えします。
目次
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真冬の北海道ってどのくらい寒いの?
気温でいうと、最高気温がプラスにならない日が珍しくありません。
昨年は札幌市内でも最高気温がマイナス12度という日もありました。
この日は昼過ぎにちょっとだけ用事で外出したのですが、寒いというより痛かったです!服はがっちり着込みましたが顔は隠せないですからね。5分ほどしか歩いていないのに顔と耳が非常に痛くなりました。
手袋もヒートテックの物をしていたのですが、指先もすぐに痛くなりました。
こんな日は10分以上外に居るのはかなり厳しいです。
ただここまで寒い日は数年に一度くらい。
普段は最高気温がマイナス5度から0度くらいでしょうか。それでも道外から来た方にはものすごく寒いですよね。
服装はどんなことに気をつければよいの?
重ね着する
基本的には重ね着です。
厚いセーター1枚より、やや薄めの物を重ねる方が良いです。
室内や地下街が非常に温かいので、セーター1枚では脱げなくて汗だくになってしまいます。
汗でぬれたまま外に出ると今度は冷えて体調を崩してしまいますので、こまめに体温調節のできることが重要です。
3首を冷やさない
首・手首・足首を冷やさないような服装にしましょう。
マフラーは重要です。
手袋も風が入りにくい仕様になっているものだと温かいと思います。
足首はパンツスタイルにするかタイツやレギンスでしっかりと温めると良いでしょう。
靴はブーツで
足元はブーツが良いです。スニーカーやヒールのある靴では外は歩けません。
一度スニーカーでツルツルの歩道を歩こうとして全く歩けなくなっていた大学生くらいのお兄さんを見かけたことがあります。本当にマンガのように立つこともままならず、電柱にしがみついておられました。
具体的にはどんな服装をすれば良いの?
では、上記のことに気をつけたうえで具体的に真冬の北海道ではどんな服装が良いのか考えてみましょう。
重ね着の具体例
トップスは、下着・カットソー・カーディガン・ダウンコートなど。
ボトムスはパンツやジーンズならその下に薄手のレギンスかタイツを重ね履きした方が良いです。ジーンズ一枚では寒いと思います。
スカートなら厚手のタイツが必要になります。真冬なら200デニールくらいの。
ワイドパンツはやめておいた方が良いかもしれません。
雪が積もったばかりの所を歩くと裾が雪に埋もれてびしょびしょになってしまいますよ。
私は冬はスリムジーンズが多いです。雪が深い時期はロングブーツの中に裾を入れて歩きます。ファッション的には流行りじゃないかもしれないけど、冬の北海道ではファッションは二の次です。
3首対策の具体例
マフラーは絶対に必要です。
ハイネックのカットソーやセーターを着るよりもクルーネックの物を着てマフラーを巻いた方が良いと思います。ハイネックだと室内で暑い時に困るので。
反対にVネックだと今度は開きすぎて、外に出た時にマフラーでカバーしきれずに寒いかもしれません。
手袋は手首のところにフェイクファーのような物がついていると風が入り込まなくて温かいと思います。
足首はレギンスなどでしっかり温めましょう。先ほども書いた通りタイツなら200デニールくらいが良いです。
靴の具体例
滑り止めのしっかりついたブーツをお勧めします。
靴の裏にオレンジ色の滑り止めがプラスされていると、いっそう強力です。
地元で普段履かないのなら、普通のブーツや靴の上から取り付けることのできる滑り止めも売っています。
詳しくはこちらを参考にしてください。
その他
上の写真の方々の服装が参考になるのではないかと思います。
アウターはダウンが良いと思います。やっぱり軽くて暖かいですから。
それもショート丈の物ではなくて、できればロングコートの方が良いです。
レギンスにジーンズを重ね着していても外にいると太もものあたりが冷えてしまいます。
雪まつりを見るならかなりしっかりとした対策が必要です。
真冬にオシャレをしようとして厚手のウールのコートを着て出かけたことがありますが、寒くてすぐに後悔しました。
やっぱりダウンです!しかもフード付き。雪が突然降ってきても良いように。
こちらでは雪が降っても傘は差しません。さらりとした雪なので手でパッパッと払うとすぐに落ちて、服が濡れないんですよ。
傘を持つ心配をしなくて良いのは、冬の北海道旅行の良いところかもしれませんね。
そしてフードがついていれば、帽子や耳当てがなくても耳が痛くなった時にフードを被るだけでだいぶ楽になります。
旅行するならなるべく身軽でいたいですものね。フード付きのアウターなら帽子と耳当てを持つ必要がなくなります。
以上は、真冬(12月から2月頃)の札幌周辺での服装です。一番寒く感じるのは雪まつりの会場だと思いますが、このくらいの準備をしていけばまず大丈夫です。
さらにポケットにカイロを入れていけば完璧ですね。
雪まつりの会場は街中にあるので、寒くて我慢できなくなったら地下街にすぐ避難することができます。大通公園のあちらこちらに地下に降りる階段がありますので安心してくださいね。
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まとめ
真冬の札幌周辺での服装は、薄手の物の重ね着で体温調節しやすいものがお勧め。
マフラーや手袋、タイツやブーツなどで首・手首・足首を温かくしましょう。
靴は滑り止めのついたブーツで。スニーカーでは寒いだけでなく滑ってしまって歩けません。ヒールのついた靴も同様です。
また、フード付きのダウンコートがあれば雪まつりの会場でも安心です。寒い時に頭や耳元の防寒になるだけでなく、雪が降った時に便利です。
いかがでしたでしょうか。事前準備をしっかりとして楽しい時をお過ごしくださいね。