アナと雪の女王２が公開されましたね。旭川市にはアナと雪の女王の世界感を楽しめる美術館があります。
氷のお城にうっとりするのも良いし、ドレスを借りてプリンセス体験をすることもできるんですよ。
本日は旭川市の「雪の美術館」について、その内部やアクセス、料金などをご紹介します。
【※残念ながら雪の美術館は2020年に閉館してしまいました。再開を求める声が多く上がっているようです。】
目次
雪の美術館とは
旭川市の高台にある雪をテーマにした美術館です。
建物は中世ヨーロッパのお城のよう。ビザンチン建築様式を取り入れているそうです。
見どころは、たくさん。
美しい建物や内装と真夏でも見られる氷に覆われた回廊。
雪に関する研究を知ることができる資料室など。
また、結婚式も行っているようで、美しい大広間や音楽堂などもあります。
では、その内部をご紹介しますね。
印象的な地下への階段
入口を入ると現れるのがこの地下へのらせん階段です。左側が上から見たところで、右側が横から見たところ。
とにかく至る所が雪をテーマにしています。らせん階段も六角形だし、手すりのデザインも雪の結晶。
この階段を下りていくにしたがって、室温が徐々に下がるようにしているのだそうです。
だんだん寒くなってくると同時に期待感が高まります。
氷の回廊
窓の外は一面の氷。極寒の地になっています。
室内もそれなりに冷え冷えとしていますが、視覚の効果も大きかったのかも。
私が訪れたのは9月でまだ暑いころでしたが、薄手の上着を羽織っただけでも大丈夫でしたから。
この氷は地下水を吹き付けて凍らせているのですが、溶けたり凍ったりを繰り返して日々違う形になるというのが面白いです。
ここまででも、建築の美しさが伝わるかなと思いますが……。
こんなにきれいな建物の中だと、コスプレイヤーさんたちが訪れて撮影会をしていることも多いです。
この氷の回廊も人気のようでした。
でも何といっても一番の人気はこの後にあるお部屋です。
スノークリスタルミュージアム
圧巻ですよね。
このガラスの模様ですが、顕微鏡撮影した雪の結晶を展示しているものなんだそうです。その数、およそ200枚。
この部屋に入るとため息しか出てきません。心はアナ雪の世界へ。
エルサじゃないけど、ここにずっと住みたい！って思ってしまう。
雪と寒さが好きだから北海道が好き！っていうくらいなので、このお部屋は私の理想です。
雪の結晶の資料室
なぜかここに来ると急に人が少なくなるんですが、この資料室も楽しいです。
雪の結晶について詳しく学ぶことができます。
雪の結晶ってすごくたくさんの種類があるのをご存知でしたか？
上の写真をちょっと見ただけでも全部形が違うのはわかると思いますが、みんなあんな風に雪印のマークみたいな形ばかりじゃないんですよ。
その時の気温と湿度の関係でさまざまな形ができるんだそうです。
中にはただの氷の柱みたいな形の結晶もあるんですよ。
そんなことを映像などを通して楽しく学べる場所です。
お姫様体験も
こちらではお姫様体験コーナーもあります。
男女問わず大人から子供まで、ドレスを借りて館内で撮影していただけるのだそうです。
・体験は一人30分程度、写真付きで3240円
開館時間・入館料など
開館時間 9:00～17:00（年中無休）
入館料
大人 800円
高校・大学生 600円
小・中学生 500円
幼児 無料
アクセス
場所は
北海道旭川市南が丘３丁目1-1
旭川空港から車で約40分
国道12号線沿いにあります。札幌からだと車で2～3時間でしょうか。
高速道路を使うかどうかでも変わってきますが。
駐車場は広いです。
アクセスなど詳しくは雪の美術館のサイトでご確認ください。
まとめ
建物や内装の美しさを楽しむだけでなく、雪の結晶についても楽しく学ぶことができます。
冬に行って学んだあとに実際の雪で結晶の形を確かめるのも良いし、暑い夏にはひんやりと涼むことも。
館内の写真を撮るだけでも楽しい美術館です。
雪と氷を楽しむならこちらもおすすめです。
