防災グッズは準備していますか?
ラジオに、懐中電灯に、乾電池に、非常食に……と、しっかり準備しているつもりでも、コレを忘れている人、多いんじゃないでしょうか。
カセットコンロ
これ、非常に重要な、災害時のアイテムです。
・防災の準備が十分か不安だ
・避難所に行ったらコンロは使わないんじゃ?
と、感じておられる方へ。今回は、我が家の防災準備についてと、東日本大震災のときのお話しを少ししたいと思います。
目次
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錆びついていたコンロ
先日から大掃除を少しずつ始めた我が家。
まずは、要らない物の断捨離から~と、あちこちのクローゼットをチェックしました。
そして見つけ出したのが、ここ数年使っていなかったカセットコンロです。
オール電化のマンションになったこともあり、カセットコンロで鍋を~なんてこともなくなり、すっかり奥の方に埋もれていたのです。
外箱は見るからにボロボロで、中身もすっかり錆びついていました💦
さっそくゴミ捨て場に搬入する物の仲間入り。
週末にサヨナラしてきました。
で、その足でホームセンターに寄って、新しくカセットコンロを購入してきました!
じゃじゃーん♪こちらです。
今のところ使う予定は特にないんですが、それは問題じゃありません。
これ、防災グッズとして重要ですから
捨てたら、すぐに補充しておかないとね。
もちろん、カセットボンベも買い換えました。
東日本大震災の後に買い足してから、10年経っているんですよね。
カセットボンベの使用期限は7年というの、ご存知でしたか?
カセットコンロは10年、カセットボンベは7年
カセットこんろは、使用の有無に関わらず、ガス漏れを防ぐためのゴム製の部品が経年劣化します。業界団体の一般社団法人 日本ガス石油機器工業会では、カセットこんろの使用期限の目安を約 10 年、カセットボンベは約 7 年以内の使い切りを推奨
(岩谷産業株式会社広報部のキャンペーン資料より引用)
カセットコンロは約10年、カセットボンベは約7年が使用期限の目安になっているそうです。
また、このような注意書きもありました。
ただし、製造から7年以内のボンベでも、錆がでている、変形や歪みがある、キャップがされていない等の場合は、劣化が早く進行している可能性があるため、お使いにならないでください。(岩谷産業株式会社ホームページより引用)
我が家のカセットボンベは、震災後に買い足した物なので、10年経っています。
使っておらず、錆びも歪みもなかったのですが、ガスですからね。怖いのでカセットボンベも廃棄しました。
カセットコンロに至っては、震災のずーっとずーっと前に購入した物なので、錆び錆びのボロボロ(^^;)
災害が起きて必要になったとしても、とても使える状態じゃありませんでした。
危なかった。。。今回気が付いて良かったです!
災害が起きても避難所に行くとは限らない
避難所に行けば、コンロは必要ないのでは……と思う方がおられるかもしれません。
震災当時は、避難所の映像がよく流れてましたよね。
でも、避難所に行った人たちは、ごく一部です。
正確な人数や割合は私には分かりませんが、大部分の人は自宅で避難生活していたと思います。
我が家もそうだったし、同じマンションの方々や、周辺の住宅の方々もご自宅で過ごしておられました。
自宅マンションは半壊でしたが、震災のその日のうちに診断士さんが来てくれて、とりあえず倒壊することはないと言ってくださったそうで(当時自宅にいた息子談)。
あの寒さの中、学校の体育館で過ごすのがためらわれ、我が家は自宅避難を選びました。その方が気が楽ですしね。
同じように、ご家庭の事情で、また避難所が満員だったりして、自宅避難にした方は多かったと思います。
自宅が半壊でも、避難所に行くor行けるとは限りません。
もちろん、炊き出しをもらうこともないので、自力で食料を調達して、自力で料理しなければならなかったんです。
大活躍したカセットコンロ
仙台市の中心部近くにあった我が家は、ライフラインの復旧が早い方でした。
電気3日、水道1週間です。
ただ、ガスだけは時間がかかって復旧まで1か月近くかかりました。
自宅マンションはガスで湯沸かしするタイプでしたので、電気と水が出ても、お湯が十分には手に入りませんでした。
せいぜい飲む分を電気ポットで沸かすくらい。
そのときに活躍してくれたのが、先日さよならしたカセットコンロです。
鍋にお湯を沸かして、パスタを茹で、そのままレトルトのソースを袋ごと温めれば1食分が完成します。
また、やかんに半分だけお湯を沸かして水で薄め、夫が洗面所でシャンプーするときにシャワー代わりにかけてあげることもできました。
震災直後に水でシャンプーした夫が絶叫した話はこちらです(笑)⇓
震災の映像で雪が降りしきっているのをご覧になった方もいると思いますが、毎日寒かったので、温かいものを食べたり、温かいお湯が使えるというのは、非常に重要だったんです。
炎って、とてもありがたいものですね。心も安らぐし。
あのときは、カセットコンロには本当にお世話になりました!
災害に備えて、カセットコンロがあると無いとでは大違いですよ!
まとめ
夏冬問わず、ああいう非常の場合って、温かいものを食べたり飲んだりできるのは本当にありがたいものです。
身体が欲するんでしょうね。
震災のときの我が家は、幸い電気が3日で復旧しましたが、次は何日かかるか分かりません。
電気ポットだって、電子レンジだって使えないかも。。。
特に今は北海道の豪雪地帯に住んでいます。大雪で停電も十分にあり得る話です。
冬の北海道で停電したら命に関わりますからね。
オール電化の我が家では、石油ストーブと灯油も非常用に準備してあります。
災害への備えは、しすぎるということはないと思います。
もう一度防災グッズを見直してみてくださいね。
カセットコンロありますか?錆びていませんか?
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